花色:
学名:Bredia hirsuta
科名:ノボタン科
分類:常緑小低木
原産地:日本(鹿児島・沖縄)
大きさ:背丈0.3〜0.8m(1m)、横幅0.4〜0.6m(0.8m)、葉4〜7cm(対生)
主な見所:花(9〜12月)※10〜11月が最盛期
ノボタン(シコンノボタン)によく似た葉をつけますが、花は小さく株もコンパクトにまとまります。
花はピンクで中心部には白がのります。白花種もあります。葉は葉脈が目立ち、葉縁には鋸歯が入ります。株は大きくなっても1m程度で扱いやすい大きさに収まります。
亜熱帯原産ですが比較的耐寒性もあり、暖地では地植えも十分可能です。
とても丈夫な低木です。日向〜半日陰の乾燥しない肥沃な場所に植えれば手間もかからず育ちます。日当たりのよい場所では花つきが良くなり、半日陰の場所ではやや花つきが悪くなりますが、生育には問題ありません。むしろ真夏の直射光は葉焼けしやすくなります。
亜熱帯原産ですが寒さには比較的強く、南関東以西の暖地では霜よけ程度で屋外でも冬を越せます。ただ、寒さの厳しい年には落葉することもあるので寒冷紗などを用意して用心します。
洋風の庭に合います。和風や自然風の庭にはあまり合いませんが使えないこともないです。
花壇のワンポイントや境栽、低木の根じめなどに適しています。
暖かい地方では地植えもできますが、南関東程度の寒さなら陽だまりになるような条件の良い場所に植えます。寒い地方では鉢植えにして冬は屋内で保護します。
ピンク花が普通ですが、白花種もあります。
花のアップ。つぼみもかわいらしいです。
葉のアップ。表面の凹凸と、葉縁の鋸歯が目立ちます。
寒さに当たって枝先が枯れた様子。このような状態でも株元の葉が枯れていなければ春に復活します。
冬の間はそのままにしておき、春に新芽が出ない枯れてしまった枝は剪定しましょう。
オススメ度:★★★★★
丈夫で病害虫も少なく、花の少ない秋に咲かせるのでポイント高いです。
特に、地植えできる暖かい地方ではお勧めの花木です。