葉色:
学名:Melissa officinalis
科名:シソ科
分類:多年草(冬に半落葉〜落葉)
原産地:南ヨーロッパ
大きさ:背丈20〜50cm、横幅25〜50cm
主な見所:葉(冬以外)、香り(全草)
葉に特徴的なしわしわが入り、レモンやミントに似た爽やかで強い香りを放ちます。環境によって葉の印象が変わり、日当たりがよいと濃緑の葉色で硬く、半日陰では薄緑色で柔らかくなります。
小さな赤みがかる白花はほとんど目立ちません。株は横に広がって伸びます。葉や茎には毛が生えています。温暖地では半常緑になり冬は葉が落ちやすいですが、翌年には新芽を出します。
とても丈夫な植物で、むしろ雑草化しないように管理が必要です。
半日陰の少し湿った場所が適地です。日当たりのよい場所でも乾燥がひどくなければ元気に育ちますが、葉の柔らかさは失われます。
洋風の庭に合います。和風や自然風の庭にはあまり合いません。
野趣が強いため実用目的向きで、寄せ植えに向いている植物ではありませんが、ハーブガーデンに植えるとほのかにレモンの香りが漂います。
斑入りの品種があります。
葉のアップ。しわが目立ちます。
ミントに似ていますが、こちらの方が繊細な印象があります。
オススメ度:★
日陰では葉が美しくなるのでリーフプランツのように使うことができます。
ただ、ハーブガーデン以外で積極的に利用する理由に乏しいです。