花色:
学名:Filipendula purpurea
別名:白花種のみナツユキソウ
科名:バラ科
分類:多年草(冬落葉)
原産地:日本
大きさ:背丈20〜60cm、横幅20〜50cm
主な見所:花(5〜8月)
日本産の園芸種(原産種ともされますが現在自生は見られません)で、とても歴史があります。赤紫の花穂と掌状の葉が和の趣を感じさせます。花はシモツケに似ていますが草姿と葉が違います。また、シモツケソウによく似ていますが、全体的に大振りになります。株は自然と姿がまとまるので手間はかかりません。茶花や日本庭園に用いられますが自然風の庭にもよく合います
丈夫で手間はかかりません。半日陰の場所が適地ですが、西日を遮光できるなら日当たりのよい場所でも問題ありません。肥沃でやや水もちのよい土を好み、乾燥は苦手です
半日陰地の花壇に使えます。和の雰囲気が強い花ですが自然風の庭にもよく合います。掌状の葉も趣がありますがやや大振りでアレンジしづらいので、単独で郡植する例を多く見ます
白花種はナツユキソウの名で販売される事もあります。ただし、セラスチュームもナツユキソウの名で出回ります。姿が全然違うので間違えることはないでしょう。紅色が濃い改良品種もあります
○シモツケソウ(Filipendula multijuga)
よく似ていますが全体的に小型で、花期がやや遅めです。こちらは山野で自生も見られます
キョウガノコの新芽。鮮緑色で綺麗です
オススメ度:★★★★
日本の気候や美意識によく合った花です。ただ、株も葉も大きくなるので、使いどころはよく考えた方がよいかもしれません