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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

プリムラ・マラコイデス

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プリムラ・マラコイデスのデータ

花色:赤紫白
学名:Primula malacoides
科名:サクラソウ科
分類:秋まき一年草
原産地:東アジア
大きさ:背丈20〜40cm、横幅20〜30cm
主な見所:花(3〜5月)※11月から開花株が出回ります

プリムラ・マラコイデスの特徴

ロゼット状の株から花茎を伸ばし花を咲かせます。花は小さいですが、よく見ると一つ一つの花はしっかりした形をしています。葉はしわっぽく白い細かい毛がたくさん生えています。最盛期は花つきがとてもよいですが、全体的な印象は派手ではなくやさしげです。本来の花期は春ですが促成栽培されたものが晩秋から出回ります

  • 難易度: とても丈夫です
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます
  • 水分量: 乾燥は苦手です
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです

プリムラ・マラコイデスの育て方

こぼれダネでも増えるほど丈夫な花です。日当たりがよく、水はけ水もちのよい肥沃な土の場所が適地です。乾燥には弱いので株元をマルチングしたりして保護します。適地に植栽できれば大きな問題もなく花を咲かせてくれるでしょう

  • 管理:花序の花が半分くらい色あせたら花茎ごと切り取ります。枯れた葉は病気の原因になるので取りのぞいて風通しをよくします
  • 肥料:元肥をしっかり与えて株を充実させるとともに、春の開花最盛期には液肥を適切に与えれば豪華な株になります
  • 病害虫:ほとんど発生しません

プリムラ・マラコイデスのアレンジ

洋風や自然風の庭に合いますが、白やピンクなど淡い花色なら和風の庭でも合います。寄せ植えにもよく使われますが、どちらかといえば地植えに適しています。ピンクをメインに白を混ぜながら群生させるとやさしげな花壇になります。ふんわりした雰囲気なので、はっきりした形の花とは対比効果が出ます。寄せ植えでは高低差を考えて配置しましょう。手前よりも中景ぐらいが適しています

プリムラ・マラコイデスの主な品種

花色の違いや、複色咲きの品種が出回ります。品種名つきて販売されることはほとんどありません


複色咲きの品種


濃い赤紫色の花を咲かせる品種。よく目立ちますが自然風の庭には合わないので注意

プリムラ・マラコイデスの個人的な印象

オススメ度:★★★★★
ポリアンサやジュリアンに比べて、やさしげな雰囲気が魅力です。自然な雰囲気で使える花が少ない冬〜春花壇に重宝します

仲間の花

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