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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ロシアンオリーブ

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ロシアンオリーブのデータ

花色:、葉色:、実色:
学名:Elaeagnus angustifolia
別名:ホソバグミ、ヤナギバグミ
科名:グミ科
分類:落葉小高木
原産地:中央アジア〜東アジア
大きさ:背丈1.5〜3.0m(5m)、横幅1.5〜2.5m(5m)、葉3〜7cm前後(対生)
主な見所:花(4月)、実(秋)

ロシアンオリーブの特徴

ロシア原産のオリーブ(モクセイ科)ではなく、中央アジアの乾燥地帯に産するグミ科の樹木で、オリーブに似た葉から名前がきています。花は春に内側が黄色みがかった白花をつけます。花には香りがあります。葉は細長く小さめでシルバー色に見えます。オリーブに似ているかといえば正直そこまで似ていません。秋には赤い実をつけます。グミの仲間特有の乾燥に強い丈夫な性質を持っており、オリーブとは印象が異なりますがシルバーリーフの樹木として人気も出てきているようです

  • 難易度: とても丈夫です
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます
  • 水分量: 乾燥にとても強いです
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです
  • 成長速度:早い 成長は早いです
  • 移植:落葉期 移植はやや難しい

ロシアンオリーブの育て方

日当たりと水はけのよい場所を好み、適地であればとても丈夫に育ちます。日当たりが悪かったりジメジメする場所には向きません。また肥沃な土では成長が早く管理が煩雑になります。庭に地植えする場合は場所をよく考えましょう。乾燥と潮風に強く、性質はグミ科らしい一面を持っています

  • 管理:樹形や樹高を保つために毎年剪定します
  • 剪定落葉期
    成長が早く、株が暴れやすいので適切剪定を行います。生垣の場合は刈り込んでも構いません。ある程度は花や実を犠牲にして剪定しないと収拾がつかなくなります
  • 肥料:花つきがよいようなら特に肥料はいりません。やせ地で生育が悪いようなら寒肥として遅効性肥料を早春に与えますが、あまり必要ありません
  • 病害虫:病気の発生は少ないですが、カイガラムシやイモムシ類の発生はみられます

ロシアンオリーブのアレンジ

硬めの樹形とシルバーの葉色は洋風の庭の生垣や寄せ植え、シンボルツリーに合います。和風の庭には合いません。自然風の庭でも使い方を気をつけましょう。潮害に強いので海岸に近い場所の植栽にも適しています。葉の形はともかく、使い方はオリーブとよく似ています

ロシアンオリーブの主な品種

これといった品種はないようです

その他の写真


実のアップ

ロシアンオリーブの個人的な印象

オススメ度:★★★
丈夫で育てやすく乾燥地や寒冷地のシルバーリーフとして有用です。
株が暴れやすく、成長が早すぎるのはマイナスポイント

コメント

  • 園芸書にも記載が少なく細かいことは不明な部分もありますが、基本的にはドライな庭に向いており、一般的な肥沃な土の場所の植栽には向いていません

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