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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

シペラス(シュロガヤツリ)

シペラスシペラス

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シペラス(シュロガヤツリ)のデータ

葉色:緑斑入り
学名:Cyperus
科名:カヤツリグサ科
分類:多年草(常緑)
原産地:北〜中央アフリカ
大きさ:背丈20〜200cm、横幅15〜100cm
主な見所:葉(周年)

シペラス(シュロガヤツリ)の特徴

シペラスとして出回るものはいくつかありますが、よく見かけるのは中型種のシュロガヤツリと小型種のアルボストリアツス、それらの園芸品種です。古代エジプトの紙の原料として有名な大型種のパピルスは店頭ではあまり出回りません。
いずれも涼しげな草姿と抽水栽培を好む、夏向きの観葉植物です。種類によって多少の違いはありますが、株立ち状に長い茎を伸ばして、その先に細長い葉を四方に出します。葉先は少し下垂して優雅な姿になります。

  • 難易度: とても丈夫です。
  • 日照量: 日当たりを好みますが半日陰でも育てられます。
  • 水分量: 水を好みます。腰水栽培にすると楽です。
  • 耐寒性: 室内で冬越しします。2℃程度必要で、水は凍らせないようにします。

シペラス(シュロガヤツリ)の育て方

とても丈夫です。本来は日当たりのよい場所を好みますが、半日陰でも栽培できます。ずっと室内で育てていると葉色が悪くなりますが、窓際であれば緩やかではありますが成長します。
水を好み腰水栽培すると元気に育ちますが、乾燥には弱いです。

  • 管理:葉が汚くなくなってきたら、葉茎の元から切り取ります。
    大きくなりすぎたら株分けや葉挿しをして更新します。
  • 肥料:あまり必要ないですが、生育期にたまに葉面散布肥料を与えます。
  • 冬越し:冬も乾かさないで管理します。
  • 病害虫:病害虫よりも水切れに注意。カイガラムシが発生したらこすぎ落とします。

シペラス(シュロガヤツリ)のアレンジ

水に浸さなくても乾かさなければ栽培できますが、できれば池や水鉢などで抽水栽培することで魅力を引き出してあげたいです。
シュロガヤツリは株元に空間があるので、湿気に強い植物同士なら寄せ植えできますが単植のほうがすっきりします。アルボストリアツスは単植にも寄せ植えにも向いています。

シペラス(シュロガヤツリ)の主な品種

主にシュロガヤツリとアルボストリアツスの2種が出回っています。

シュロガヤツリ
シュロガヤツリC. alternifolius
草丈1m前後の中型種。
家庭園芸では普通種は少し大きくて扱いにくいため、小型に改良された品種が人気です。

グラキリス
グラキリス
シュロガヤツリの園芸品種で20〜40cm前後にしかならない小型種。


アルボストリアツス
アルボストリアツスC. albostriatus
20〜30cm程度の小型種。写真の斑入り葉種がよく出回っています。


パピルス
パピルスC. papyrus
大型になるシペラスで、別名はカミガヤツリ。世界最古の紙である、古代エジプトのパピルス紙の原料としても知られています。成長すると2〜5m程度に育ちます。
育てるのは難しくありませんが、大きさ的に一般的な庭では管理しにくいです。

シペラス(シュロガヤツリ)の個人的な印象

オススメ度:★★★★
涼しげな姿は水に強い性質とともに夏によく似合います。丈夫で、育てるのもとても簡単です。

コメント

  • たまに、アクアリウム用の水草として売られていることもありますが水中栽培は不向きです。

別種

シラタマカヤツリ
シラタマカヤツリKyllinga nemoralis
ユキボウズとも呼ばれます。シュロガヤツリによく似ていますが、花茎の上に丸い白い花序をつけます。花期が長く初夏から秋まで咲いています。耐寒性は凍らせなければ越冬できます。
ヒメクグの仲間で、育て方はシペラス類と同様でよいです。

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