葉色:
学名:Codiaeum
別名:ヘンヨウボク
科名:トウダイグサ科
分類:常緑低木
原産地:東南アジア
大きさ:背丈30〜120cm(2.5m)、横幅25〜100cm
主な見所:葉(周年)
変化の多い葉の色や模様、形などを楽しむ観葉植物です。クロトンとひとくくりにされ、品種立てて販売されることは少ないですが、主にバリエガツムの園芸種が出回ります。
葉は、幅が広いものや細いもの、斑の入り方も黄色やピンク、斑点や縞などがあります。性質はとても丈夫ですが寒さには弱いところがあります。
本来は日向を好みます。半日陰でも育ちますが葉色はやや悪くなります。夏場は乾燥させないように管理します。暑さに強く丈夫な一方、寒さには弱いので冬越しが大きなポイントです。
観葉植物同士のアレンジよく用いられます。斑の入り方や葉の幅の狭い・広いで印象が異なるので使い分けましょう。草花と合わせる場合は熱帯ぽい原色系の花とよく合います。淡い花との相性はよくありません。
主にバリエガツム(C. variegatum)の改良品種が出回ります。葉の変化が大きく様々な種類があり、大きく分けると細葉系、広葉系、ほこ葉系などがあります。
「アケボノ」
広葉系で葉がピンク→黄色→白と変化します。
「ゴールド・スター」
細葉系の代表品種。斑は黄色の星斑です。
「リュウセイ」
細葉系の品種。斑は黄色の星斑。ゴールド・スターよりもさらに細葉でコンパクトな品種。
クロトンの花。葉の派手さに比べると地味な白花を咲かせます。
沖縄で見かけた地植えしてあるクロトン。暖かい地方では庭木としてよく使われています。
ひと鉢置けば一気に南国風に華やぐクロトンですが、黄色系と赤系を寄せ鉢するとさらに効果的です。
オススメ度:★★★
寒さに弱い欠点がありますが、温度さえ保てれば楽に育てられます。
エキゾチックな姿は熱帯ぽい演出によく合います。