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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

パーセノシッサス「シュガーバイン」

パーセノシッサス「シュガーバイン」パーセノシッサス「シュガーバイン」

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パーセノシッサス「シュガーバイン」のデータ

葉色:緑
学名:Parthenocissus
科名:ブドウ科
分類:常緑つる性低木
原産地:園芸品種
大きさ:背丈10〜20cm、横幅30〜40cm以上(つる性)
主な見所:葉(周年)

パーセノシッサス「シュガーバイン」の特徴

欧州で改良された交雑種で、ツタやヘンリーヅタと同属の観葉植物。詳しい出自等は不明なものの美しい葉と手ごろな大きさ、丈夫な性質で人気があります。また観葉植物にしては寒さにかなり耐えることも大きい利点です。
葉は手のひら状に切れ込みが入り、トゲ状の鋸歯がよく目立ちます。新芽の色はライトグリーンで、徐々に濃い緑に変わります。株はつる状に伸びますが、他のつる性観葉植物に比べると生長は比較的遅めです。

  • 難易度: とても丈夫です。
  • 日照量: 幅広い環境で育ちます。真夏は半日陰に移動したほうがよいです。
  • 水分量: 乾燥は苦手です。
  • 耐寒性: 0度以上にして霜よけすれば屋外でも冬越しできます。

パーセノシッサス「シュガーバイン」の育て方

とても丈夫で、日なたから半日陰の、あまり乾燥しない場所に植えれば元気に育ちます。
ずっと外において慣らしてあれば問題ないですが、暗い場所に置いていたものは急に強い日差しにさらさないようにしましょう。また、できれば真夏は半日陰に移動してやると美しい葉を保てます。
チッソ肥料過多や、あまりに暗い場所に置くと徒長して美しい姿になりません。

  • 管理:伸びすぎたら適当な位置で切り戻します。
  • 肥料:初夏から秋にかけて緩効性肥料を少量与えれば十分です。
  • 冬越し:やや乾かしぎみに管理しますが、寒さにはかなり強いです。
  • 病害虫:ほとんど発生しません。

パーセノシッサス「シュガーバイン」のアレンジ

吊鉢やハンキングなどに植えて下垂させるように植えるか、小鉢に単独で植えてかわいらしい葉を楽しんでもよいでしょう。インテリアグリーンとして誰にでもお勧めできます。
寒さに強いので、霜が当たらないように気をつければ屋外でも使えます。

パーセノシッサス「シュガーバイン」の主な品種

パーセノシッサスの仲間には「シュガーパイン」以外にもいくつか改良品種がありますが、店頭で出回るものはそれほど多くありません。

シュガーバイン
冒頭写真参照。出自不明な交雑品種。葉は小型で濃緑色。
店頭で出回る品種はほとんどが本種です。

その他の写真

つる部分のアップ
つる部分のアップ。

ハンギングバスケット仕立て
ハンギングバスケット仕立て。
株が大きくなっても、葉のサイズが極端に大きくならないのは良い点。

パーセノシッサス「シュガーバイン」の個人的な印象

オススメ度:★★★★
地味なように見えて、よく見るとかわいい姿をしています。
観葉植物にしては寒さに強く、丈夫な性質もうれしいです。

コメント

  • 成長が早く大型化しやすいツタの仲間の中にあって、葉の大きさも含めかなり小型に維持できることが、本種が観葉植物としてよく出回る理由になっているのかもしれません。

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