花色:
学名:Hepatica nobilis
別名:ミスミソウ
科名:キンポウゲ科
分類:多年草(常緑)
原産地:日本、東アジア
大きさ:背丈5〜15cm、横幅10〜15cm
主な見所:花(3〜4月)
早春、ロゼッ卜状の小さな株から、可憐な花を咲かせる人気の山野草です。ー重から八重、千重などの花形や、花色の違い、咲き方の違い、雌しべの色違いなどで豊富な園芸品種がそろいます。覆輪斑や散斑など葉芸を楽しむ品種もあります。小さいので栽培に気を使いそうですが、性質は比較的丈夫で育てやすいです
晩秋から春までは日当たりのよい場所で、それ以外は半日陰に置くと毎年よく咲きます。水はけのよい土に植えます。晩秋から春の生育期は乾燥に注意し、梅雨以降は過湿にしないようにします。鉢植えの場合は梅雨〜秋は雨を避けた方がよいでしょう。姿が小さいので構いたくなりますが、丈夫なので過保護にすると逆に失敗します。植え替えは2〜3年ごとに秋に行います
観賞のことを考えると、小鉢に単独で植えるのが一般的です。ただ、性質的には寄せ植えや、地植えも不可能ではないので挑戦してみるのもよいでしょう。落葉高木の下などが適地です
多くの園芸品種が存在します。千重花は高価ですが、それだけの価値がある美しさです
千重咲きの品種
様々な花色
○ミスミソウ(H.nobilis var. japonica)
日本に自生がある原種。店頭で出回ることはほとんどありません
何気ない感じで地植えされたユキワリソウ。水やりの管理が楽になるのも利点です
オススメ度:★★★
繊細な見た目とは異なり意外と丈夫な花で、花もよく咲きます。気に入った品種をコレクションする楽しみのほかに、安価な一般種を地植えするのも面白いです