ワイヤープランツのデータ

葉色：
学名：Muehlenbeckia
別名：ミューレンベッキア
科名：タデ科
分類：多年草（常緑）
原産地：ニュージーランド
大きさ：背丈８〜12cm、横幅50cm以上（ほふく性）
主な見所：葉（周年）

ワイヤープランツの特徴

丸いツヤのある葉と、ワイヤーのように伸びる硬めの細い枝が特徴です。悪条件にも耐える植物なので寄せ植えの脇役として用いられるようになっています。フィカス・プミラなど似たような観葉植物と比べても寒さや乾燥などに対して強いところを見せます。夏に咲く花はほとんど目立ちません。

• 難易度： とても丈夫な植物です。
• 日照量：〜 日当たりのよい場所を好みますが、半日陰や日陰でも十分育ちます。
• 水分量： 適湿でよいですが、乾燥にも湿潤にも比較的強いです。
• 耐寒性： 強い霜は避けたほうが無難ですが、比較的寒さには強いです。

ワイヤープランツの育て方

とても丈夫な植物です。水はけのよい土に植えれば、あとの条件はあまりこだわりません。
他の植物を弱らせないように切り戻して大きさを管理します。特に寄せ植えの場合は、毎年植え替えて株の勢いをコントロールしたほうが良いです。

• 管理：放任でかまいません。邪魔な枝は早めに切り戻します。
• 肥料：初夏から秋に緩効性肥料を適切に与えます。多肥の必要はありません。
• 病害虫：ほとんど発生しません。

ワイヤープランツのアレンジ

脇役の葉物として用います。寄せ植えやハンキングで垂れるように使うとよいでしょう。大きさを抑える管理さえすれば落ち着いた雰囲気なので和風の寄せ植えにも使えます。もちろん普通の室内観葉としても使えます。
暖地であればグランドカバーに用いることもできますが、増えすぎには注意が必要です。

グランドカバーとして植栽した例。
なお、横に広がりすぎて、寄せ植えした他の植物を駆逐してしまっています。

ワイヤープランツの主な品種

斑入り品種が出回ります。

「スポットライト」
斑入り品種。一般種よりやや葉が小さめ。
先祖返りしやすいので、斑がない葉が出てきたらその枝は早めに切り取ります。

ワイヤープランツの個人的な印象

オススメ度：★★★
脇役植物の中ではとても丈夫なもののひとつ。広がりすぎに注意します。
個性的な姿なので、アイビーよりも合わせられる植物を選びます。

コメント

• 東京湾沿岸程度の寒さなら屋外でも冬を越します。
• 広がり過ぎるため、温暖地や暖地では安易に地植えしない方がよいでしょう。