葉色:
学名:Equisetum hyemale
科名:トクサ科
分類:多年草(常緑)
原産地:日本、北半球各地
大きさ:背丈40〜60cm、横幅50cm以上(ほふく性)
主な見所:葉(周年)
和風庭園でよく見かける葉物ですが、その丈夫さから分かるとおり原産地は北半球各地にあります。地下茎を短く広げ、そこから分枝して長い茎を伸ばします。葉は目立ちませんが各節にあります。水湿地でも育つことから水辺に植えられることが多いですが、畑地でも問題なく育ちます
とても丈夫で様々な環境に適応します。葉の美しさを保ちたいなら半日陰に植えます。本来はやや湿った場所が好みで強い乾燥は苦手ですが、それほど気を使わなくても大丈夫です
和風庭園の境栽や根じめ、下草などに合います。特に石に寄せて植えたり、水辺に植えると雰囲気があり自然です。ただ、安易な地植えは控えるべきで、植栽する際はよく考えたうえで行いましょう
このようなタイプの葉物に共通することですが、間に生えた雑草が非常に抜き取りづらいです
トクサの普通種のほかに、矮性の別種であるヒメトクサが出回る程度です
○ヒメトクサ(E. variegatum)
かなり小型のトクサ。トクサとは異なり抽水状態は苦手です
オススメ度:★
非常に個性的な姿なので、使いどころを考えないと不自然な印象になりやすいです。
よく増えるので地植えしづらいのも難点