花色:
学名:Allium schoenoprasum
別名:セイヨウアサツキ
科名:ユリ科
分類:多年草(冬落葉)
原産地:ヨーロッパ
大きさ:背丈20〜40cm、横幅20〜40cm
主な見所:花(5〜7月)
セイヨウアサツキの別名の通り、西洋でネギのような用途で使われるハーブです。ネギに比べ味がマイルドで、葉が細く、夏に休眠しないなどの違いがあります。花が美しく、ハーブガーデンだけでなく普通の花壇に使われることも多いです。
花は初夏に、やや紫っぽいピンクの花を咲かせます。葉はネギやアサツキよりも細く線状で、株はよくまとまります。ニンニク風の香りがありますが、花壇に植えている分にはそれほど気になりません。
日当たりの良い場所に植えます。ただ、暑さに弱いので、鉢植えなら夏は半日陰に移動します。水はけのよい土を好みますが、強い乾燥は苦手なのでやや保水性のある土に植えます。
丈夫でよく広がるので、株分けで簡単に増やせます。
洋風や自然風の庭に向きます。和風の庭にはあまり合いません。
花が美しいので、ハーブガーデンだけでなく普通の花壇にも合います。スッキリした姿なので色々な花とあわせることが出来ます。野趣のある花で整形花壇よりは自然風の花壇に合います。
これといった品種はありません。株や環境によって花色の濃さに違いが出るようです。
○ガーリックチャイブ(A. tuberosum)
いわゆるニラです。たまにハーブとして園芸店で売られています。30〜40cm前後の花茎を伸ばして白い花が咲きます。花期は8〜10月と遅め。
とても丈夫な花で、乾燥にも比較的耐えます。
チャイブの花のアップ。
つぼみのアップ。ぷっくらしていて可愛らしい。
株元のアップ。株立ち状に葉を広げます。
こうしてみると、やはり青ネギによく似た草姿です。
オススメ度:★★★★
丈夫で、花もよく咲きます。草体を傷つけなければ匂いは気になりません。
さらに丈夫なガーリックチャイブも使い方によっては活躍できると思います。