オヴァタ
花色:
学名:Zaluzianskya
別名:ムーンライトフラグランス、ミッドナイトキャンディー、ナイトフロックス
科名:ゴマノハグサ科
分類:多年草(常緑)、一年草扱い
原産地:南アフリカ
大きさ:背丈15〜50cm、横幅15〜25cm
主な見所:花(4〜6月)
いくつか種類がありますが、通常店頭で出回っているものは昼すぎには開花するオヴァタです。夜に開花するカペンシスもありますがそれほど多くは出回りません。花弁の裏側の赤紫が目立つつぼみが開くと、真っ白な変わった形の花を咲かせます。花には芳香があり夕方以降花が開ききったころに香りが強くなります。特にカペンシスは強く香ります。株はこんもり育ち、葉は長円形で葉縁のギザギザがよく目立ちます。不思議な花の名前は人名からきています
初夏までは日当たりと水はけのよい場所で管理すれば特に問題なく育ちます。ジメジメした環境は苦手ですが、水切れにも弱いので鉢植えの場合は注意します。高温多湿に弱いので、暖地では夏場に枯れやすく一年草扱いされます
洋風の庭に合います。変わった形の花なのでアレンジでは他の花とケンカしないように、葉物などの引き立て役を間に入れて上手く調和させます。とはいえ花が咲ききってしまえば白い花なので大きな問題はないと思います。ただ花期が短めなので寄せ植えにはあまり向かないかもしれません
オヴァタや、その改良品種がよく出回っています
〇オヴァタ(Z. ovata)
草丈が20cm程度でこんもり育ちます
「ムーンライトフレグランス」:一般的に出回っている品種(?)はだいたいこれですが、品種名ではなくただの原種の別名である可能性もあるようです
「スイートフレグランス」:白覆輪の斑入り品種
〇カペンシス(Z. capensis)
30〜50cm程度とやや背丈が高くなります。花弁の裏側は濃い紫です
「ミッドナイトキャンディー」:夜になると白い花を咲かせます
オススメ度:★★
花の形は特徴がありますが他の花と合わせにくいというほどではありません。開花期間が短めなのが残念