花色:
学名:Leucojum
別名:スズランスイセン
科名:ヒガンバナ科
分類:秋植え球根
原産地:東ヨーロッパ〜西アジア
大きさ:背丈30〜40cm、横幅30〜50cm
主な見所:花(4月)
スズランによく似た白い花を咲かせ、花弁の先のほうに緑色の斑点があります。葉は細長く伸び、葉色は少し白っぽく粉が乗ったような薄灰緑。別名は花をスズランに、葉をスイセンに見立てています。花は可憐な印象ですが、とても丈夫で大株になり半日陰でも花を咲かせます。終わった花をそのままにしておくとタネをよくつけます
普通は地植えにします。植え付け時期は9〜11月の間で、植え付け深さは10cm程度にします。鉢植えの場合はやや浅めに植えますが倒れやすくなります。日向から半日陰の肥沃な土に植えれば、あとは手間もかからずよく育ちます。乾燥しやすい環境では腐葉土などを混ぜて土壌を改良しておきます
洋風や和風、自然風いずれにも合います。株が大きくなり横に広がるので地植え向きです。ムスカリなどと同様に植えつけた一年目は姿がまとまって綺麗なのですが、二年目以降は葉もかなり伸びだらしなくなりやすいです。他の植物と合わせるより、スノーフレークだけをまとまった数を郡植したほうが楽に美しく見せることができます。鉢植えにする場合も同種のみを植え、輪っか型の支柱で株全体を支えると綺麗に見えます
日本で一般的に見かけるのはアエスティブム(L. aestivum)です。
他にスプリングスノーフレーク(L. vernum)もありますが、あまり見かけません
白に囲まれた花の中が明るくなるので、まるでクラシックなブラケットライトのよう
ごくたまに横を向いて咲く変わり者も
植えっぱなしの球根から出た葉。1年目のように綺麗に立ってくれません
オススメ度:★★★★
とにかく丈夫で半日陰でも毎年咲く貴重な秋植え球根。植えっぱなしだと徐々に花つきが落ち、草姿も乱れるのがややマイナスです