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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

シマガヤ

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シマガヤのデータ

葉色:斑入り
学名:Phalaris arundinacea
別名:シマヨシ、十和田アシ
科名:イネ科
分類:多年草(冬落葉)
原産地:日本、東アジア(園芸品種)
大きさ:背丈30〜100cm、横幅30〜100cm以上(ほふく性)
主な見所:葉(春〜秋)

シマガヤの特徴

クサヨシの斑入り品種で、シマガヤ、あるいは別名の十和田アシの名で店頭に出回ります。元のクサヨシが湿地や川の岸辺に自生していることから、抽水植物としてミニビオトープ用に使われることが多いです。ただ水に浸さなくても育てるのは可能なので、地植えや鉢植えにも使えます。
葉には涼しげな白い斑が入り、新芽はピンク色になります。株は地下茎で横に増えます。花は初夏から夏にかけて花穂を出します。この仲間の中ではやや小型で涼しげな姿のため、切花や盆栽にも使われています

  • 難易度: とても丈夫です
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます
  • 水分量: 乾燥には弱いです
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです

シマガヤの育て方

半日陰でも育ちますが徒長するので、基本的に日当たりのよい場所に植栽します。湿潤な環境を好み、抽水栽培のほか、乾燥しない畑地でも育ちます。鉢植えの場合は腰水栽培を推奨します。丈夫な植物で普通に育てていれば枯れるようなことは少ないでしょう

  • 管理:広がりすぎたら早春に株分けを行います
  • 肥料:春と秋に緩効性肥料を与えます。生育が悪くないなら無理に与える必要はありません
  • 病害虫:ほとんど発生しません

シマガヤのアレンジ

和風や自然風の庭に合います。地植えや鉢植えで夏向きのリーフプランツとして使ったり、ミニビオトープに用います。抽水栽培すると自然な雰囲気になりますが、管理が難しくなるうえ、まとまりが悪くなりやすいです。底の開いた鉢などで地下茎をコントロールするとよいでしょう

シマガヤの主な品種

特にないようです

その他の写真


花のアップ。観賞価値はあまりありません

シマガヤの個人的な印象

オススメ度:★★★
涼しげな葉もの植物です。ミニビオトープにも向きます

コメント

  • 地植えだと1m近くになることもありますが、狭い鉢栽培だと50〜60cm程度に収まることが多いです
  • 英名はリボングラス(ribbon grass)だそうですが、日本でリボングラスといえば別の植物を指します

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