花色:
学名:Salvia involucrata
別名:ローズリーフセージ、サルビア・インボルクラタ
科名:シソ科
分類:多年草(常緑)
原産地:中央アメリカ
大きさ:背丈40〜150cm、横幅50〜200cm
主な見所:花(9〜12月)
美しい赤紫の苞がある花を長期間咲かせます。初夏からパラパラと咲きますが最盛期は秋から初冬です。花序の形は総状のものと球状のものが出回っています。葉にはほのかな芳香があり、株は横によく広がって枝が木質状になります。ただ、球状に固まってつく品種はあまり横に広がりません。寒さに弱いとされますが、南関東以西の暖地では屋外でも冬を越します
日当たりと水はけのよい、肥沃な土の場所を好みます。丈夫なのであまり手間はかかりません。病害虫もたまに葉が食われる程度でほとんど発生しません。南関東以西の暖地では冬越ししますが、少し落葉することもあります。氷点下が続くような地方は霜よけした方がよいでしょう。伸びすぎたら春に姿を整えます
洋風や自然風の庭に合います。大きくなった姿が魅力なので地植えに向いています。切り戻しを何回か行えば鉢植えでも育てられますが、本来の魅力は発揮できません。寂しくなる秋のペレニアルガーデンの色どりとして導入するとよいと思います
花序が総状になる原種に近い品種と、球状に詰まる改良品種が出回っています
「Bethellii」(読み不明)
球状の花序になる品種。よく見かけます
「Boutin」(読みはブタン?)
花序が総状と球状の中間的な品種。バランスが良いです
オススメ度:★★★
花がまばらにつく野趣のあるサルビアで、鉢植えよりも地植え向きです。横に広がるように育つので開けた場所に植えるとよいでしょう