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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

イワミツバ

イワミツバイワミツバ

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イワミツバのデータ

花色:白 葉色:斑入り
学名:Aegopodium podagraria
別名:斑入りセリ、エゴポディウム
科名:セリ科
分類:多年草(冬落葉)
原産地:ヨーロッパ他
大きさ:背丈20〜40cm、横幅50cm以上(ほふく性)
主な見所:花(6〜8月)、葉(春〜晩秋)

イワミツバの特徴

グランドカバーとして斑入り品種が主に出回っており、緑葉を見る機会はほとんどありません。初夏に長く伸ばした茎に小さな白花を房状に咲かせます。葉は羽状複葉で黄緑〜明るい緑色です。株は地下茎をほふくさせて伸びます。花つきはあまりよいほうではなく、美しい斑入り葉を主に楽しみます。
土壌の乾燥以外に弱点が少なく、増えすぎに注意がいるほど丈夫な植物です。

  • 難易度: とても易しいです。
  • 日照量: 広い幅を持ちますが、遮光したほうが美しい葉を保てます。
  • 水分量: 湿った環境を好みます。
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです。

イワミツバの育て方

水もちのよい土に植えれば、あとは放任でかまいません。乾かさなければ日当たりのよい場所でも育ちますが、半日陰から日陰のほうが葉が綺麗に保てます。
地下茎で横にどんどん増えていくので、植える場所は慎重に選びましょう。

  • 管理:放任でよいです。横に広がりすぎたら余計な子株を抜き取ります。
  • 肥料:やせ地以外では無理に与えないほうが無難です。
  • 病害虫:ほとんど発生しません。

イワミツバのアレンジ

洋風、和風、自然風いずれにも合います。
鉢植えには向いておらず普通は地植えに用います。配植はグランドカバーや花壇のポイントなど。日陰と湿った環境に強いのでシェードガーデンにピッタリ。斑入り葉はとくに庭を明るくしてくれるのでおすすめです。
横に広がり過ぎると困る場所に植える場合は、根域制限のために囲いをします。

グランドカバーに使用した植栽例
グランドカバーに使用した植栽例。岩組とよく合います。
土壌が湿っていれば、日当たりの良い場所から明るい日陰まで使えるので利用範囲が広いです。

イワミツバの主な品種

斑入り葉品種が出回ります。緑葉が出回ることはほとんどありません。

その他の写真

イワミツバの花
花のアップ。斑入り種の花つきはあまり良い方ではありません。

イワミツバの個人的な印象

オススメ度:★★★★
咲きづらい花はあまり期待できませんが、美しい葉と丈夫な性質で使いやすいです。
ただ、広がり過ぎには要注意。

コメント

  • 乾燥する場所には向きません。
  • その丈夫さや増えやすさゆえに、原産地以外では侵略的外来種とされることもあるようです。家庭栽培でも横に広がりやすいことは留意しておきましょう。

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