ルリマツリモドキ
花色:
学名:Ceratostigma
別名:ケラトスティグマ
科名:イソマツ科
分類:多年草(冬落葉)、亜低木
原産地:東〜中央アジア
大きさ:背丈20〜100cm、横幅30cm以上(ほふく性)
主な見所:花(8〜11月)
ルリマツリモドキの仲間にはいくつか種類がありますが、店頭でよく出回っているのはルリマツリモドキで、ブータンルリマツリもたまに見かけることがあります。この2種以外を見かける機会は少ないです。いずれも夏から秋の間に枝先に花序を付け、青い小花を咲かせます。葉は特徴的な倒卵形で、ややくすんだような緑色。株は横に広がるように伸びます
日当たりのよい場所から半日影を好みます。日照不足だと徒長しやすいです。比較的乾燥した環境を好むので水はけのよい土に植えます。ただ、鉢植えの場合は夏場に乾燥させないように気を付けます。丈夫な花で、ほどほどの条件を与えてあげればまず花は咲きます
洋風や自然風の庭に合います。花壇やボーダーガーデンの前景、グランドカバーに向いています。よく広がるので株間には注意。鉢植えの場合は横に広い鉢を使って単独で植えます。寄せ植えにはあまり向いていません。野趣のある花なので使いどころは間違えないようにしましょう
ルリマツリモドキとブータンルリマツリが主に出回っています。他にアルタイルリマツリなどもありますが、店頭で見かける機会は少ないです
○ルリマツリモドキ(C. plumbaginoides)
店頭によく出回っています。ほふく性で横に広がるように伸びます。背丈は高くなっても30cm程度。花はやや大きめです
○ブータンルリマツリ(C. griffithii)
ルリマツリモドキに比べ見かける機会は少ないです。横にも広がりますが、草丈50cm程度と立ち上がるように咲くのが特徴。場合によっては1m近くなることもあります。ルリマツリモドキに比べ花は小さめ
オススメ度:★★★★
「モドキ」とありますが、花色の美しさでいえばこちらに軍配が上がるかもしれません。また丈夫で育てやすいのも魅力。ブータンルリマツリは野性味が強く使いどころが難しいです