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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ローダンセ

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ローダンセのデータ

花色:ピンク白
学名:Helipterum manglesii
科名:キク科
分類:春・秋まき一年草
原産地:オーストラリア
大きさ:背丈30〜50cm、横幅15〜30cm
主な見所:花(4〜7月)※春まきと秋まきで開花期が前後します

ローダンセの特徴

ローダンセの仲間はいくつかありますが、通常園芸で用いられているのは写真のマングレシーです。かさかさした印象の花で、見た目どおりドライフラワーにもよく使われています。ピンクの花色が普通ですが白や赤紫の品種もあります。中心部の赤紫のリングと黄色も鮮やかです。花は日差しに反応して開き、夜や雨の日は閉じています。葉は広楕円形で少し白っぽくみえます。葉柄はほとんどありません。茎は弱々しく倒れやすいです。草丈は秋まきではやや高く、春まきでは低くなります

  • 難易度: 多湿にやや弱いです
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます
  • 水分量: 過湿は苦手です
  • 耐寒性: 寒い地方では春まきが無難です。南関東以西の暖地なら霜の当たらない日だまりで越冬できます

ローダンセの育て方

やや乾いた環境の、日当たりのよい場所に植えます。湿った環境が苦手なので、植える土の水はけは十分確保しておきます。タネでもよく育ち、直まきでも大丈夫です。秋まきだと苦手な高温多湿の時期をはずして花を咲かせられますが、その分冬の管理が必要になります。春まきは特に保護もいりませんが、花が咲くのが6月以降になってしまいます。移植が苦手なので、ポット苗の場合は根鉢は崩さないで植えつけます

  • 管理:適地に植えたら、あとは放任します。ハモグリバエはオルトラン粒材などで予防しますが、完全に防ぐのは難しいです
  • 肥料:緩効性肥料を控えめに与えます。多肥の必要はありません
  • 病害虫:ハモグリバエが多発します。完全な防除は難しいです
  • タネから

    発芽率がよく、育苗も難しくありません。直まきOKです。冬場の保護がいらない分、春まきの方が管理は楽です。ハモグリバエはオルトラン粒剤などで予防します

ローダンセのアレンジ

花は華やかで洋風の庭によく合います。それほど横に広がらないので整形花壇にも使えます。寄せ植えの場合は乾いた環境を好む花と合わせます。切花を取りたい場合は背丈を高くするためになるべく秋まきにします

ローダンセの主な品種

花色違いのものが出回ります。性質は同じです

その他の写真


つぼみの姿。ひし形の網目のようになっています

ローダンセの個人的な印象

オススメ度:★★★★
タネからでも育てやすい花です。切花にも使いやすい。雨に当てなければ花もちもよいです

コメント

  • 春にポット苗も出回りますが、植えつけは慎重に行いましょう

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