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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ミソハギ

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ミソハギのデータ

花色:赤紫
学名:Lythrum anceps
科名:ミソハギ科
分類:多年草(冬落葉)
原産地:日本、東アジア原産
大きさ:背丈80〜150cm、横幅30〜80cm
主な見所:花(7〜9月)

ミソハギの特徴

すっと高く伸びた枝に、赤紫の素朴な花を穂状に咲かせます。葉は互生し細長く、茎は角ばっています。全体の姿は野趣があって自然風の庭によく合います。本来は湿原や水の多い場所に自生する湿った場所を好む植物ですが、乾燥させなければ畑地でも育ちます

  • 難易度: とても丈夫です
  • 日照量: 花つきや草姿をよくするためには日当たりで育てます
  • 水分量: 幅広い環境に適応しますが、乾燥は苦手です
  • 耐寒性: 強いです

ミソハギの育て方

日当たりと水もちのよい場所を好みます。半日陰でも育つとされることもありますが、枯れることはないものの育ちや花つきは明らかに良くありません。日当たりのよい場所で育てましょう。畑地でも問題なく育ちますが、乾燥しすぎには注意します。抽水栽培が可能でビオトープにも向きます

  • 管理:背丈を高くしたい場合は倒れないように支柱を立てます。低く抑えたい・花つきをよくしたい場合は、新枝が固まった5月頃に下から2節程度残して切り戻します。中途半端な位置で切るとそこから枝分かれてしまいます。

    切り戻したところから芽が出てきた。
    晩秋に枝が枯れるので、春に芽が出るまでに枝を切って綺麗にしておきます。株が込み合ってきたら株分けします。適期は秋です
  • 肥料:春と秋に緩効性肥料を適切与えます
  • 病害虫:深刻な被害は発生しません

ミソハギのアレンジ

野草っぽい姿がナチュラルガーデンによく合いますが、洋風や和風の庭にも合わせられます。自由に伸び伸びと育つ姿が魅力なので整形された庭には合いません。畑地でも普通に育ちますが、水辺に植えると雰囲気が出ます。他の花が少ない季節に咲くので貴重な存在で、花つきもよく長い間楽しめます。

ミソハギの主な品種

花期が早く、やや大型になる近縁種のエゾミソハギがあり、エゾミソハギにはいくつか品種があります

ミソハギの個人的な印象

オススメ度:★★★★
日当たりのよい場所に植えれば手間はかかりません。切り戻しのタイミングを覚えると姿良く咲かせることができます

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