葉色:
学名:Leucophyta Brownii
別名:カロケファロス、シルバーブッシュ
科名:キク科
分類:常緑低木
原産地:オーストラリア
大きさ:背丈10〜30cm(70cm)、横幅15cm〜30cm
主な見所:葉(周年)
オーストラリアの沿岸地域に自生する小さな低木で、個性的なシルバーリーフとして寄せ植え用のポット苗が店頭に出回っています。
葉は特徴的な銀白色で条件によっては色味が変わりやすいです。株は名前の通りブッシュ状にこんもり育ち、葉と同じく銀白色の枝が絡み合うように伸びます。縦にも横にも伸びる品種と横に広がりやすい品種があります。花は夏に球状の花を咲かせますが、あまり観賞価値はありません。
暑さや寒さにやや弱く、長雨にも弱いため雨ざらしの屋外での長期維持は難しいです。
日当たりのよい場所を好みます。乾燥した環境を好み、ジメジメは苦手なので水はけのよい土に植えます。雨に直接当たらないような場所に置くのが好ましく、水やりも葉にかけるのはなるべく避けた方が良いでしょう。
洋風の庭に合います。和風や自然風の庭には合いません。
寄せ植えに向いています。乾燥を好む植物と混植するとよいでしょう。個性的な葉色や姿なので合わせる植物との相性はよく確認しましょう。
単独で鉢植えにして個性的な姿を楽しむのもよいと思います。
品種名つきで出回ることは少ないです。
こんもり育つ品種をよく見かけますが、横に広がりやすい品種が出回ることもあります。
夏頃に咲き、枯れた花。花は目立たず観賞価値はありません。
黄白色の花が咲くのですが、毎年のように撮ることを忘れてしまいます…。
葉のアップ。環境や季節によって色や形が異なることがあります。
また、葉が横に開かずほとんど棒状に見える場合と、葉が多少開いている場合があります。
枝が絡み合って育つクッションブッシュ。
蒸れて調子を崩した株。株元の葉や茎の白い毛が落ち、緑色の地肌が見えています。
こうなったら、蒸れないようにまだ元気な枝を残して枝抜き剪定を行い、雨の当たらない場所で乾燥気味に管理して調子を取り戻しましょう。
オススメ度:★★
暑さ寒さどちらにもやや弱く、シルバーリーフの中でも栽培難易度はやや高め。
個性的な姿をどう生かすかも難しく、センスが問われます。