花色:
学名:Camassia
別名:カマシア
科名:キジカクシ科
分類:秋植え球根
原産地:北アメリカ
大きさ:背丈50〜120cm、横幅20〜40cm
主な見所:花(4〜5月)
カマッシアにはいくつか種類がありますが、一般的には高性で花が美しいリヒトリニーがよく出回っています。花は整った一重で、花色は薄青から青紫と白があります。長い花穂を伸ばし、下から順に花が開いていくので花期は少し長め。秋植え球根の中では比較的遅咲きです。葉はやや幅が広い線状で、花とのバランスは良好です。
植え付けは10月ごろ、植えつけ深さは地植えで10cm程度、鉢植えは5cm程度の深さにします。日当たりと水はけと水もちのよい場所に植えます。花つきに劣りますが半日程度でも花は咲きます。植えつけ用土は肥沃で乾きすぎないものを使います。植えっぱなしの方が花つきがよくなります。
洋風や自然風の庭に合います。大きくなり自然に増えるので、鉢植えではなく地植えに向いています。植えっぱなしでも花を咲かせてくれるので、ペレニアルボーダーの中〜後景に植えるて宿根草扱いのように見せることもできます。
一般的にはリヒトリニーをよく見かけます。その他の種類を見ることは多くありません。
○リヒトリニー(C. leichtlinii)
ライヒトリニーと呼ばれることもあります。
70〜120cm程度の大型の種。花色は青から薄青、白まであります。
白花種。青花種に比べて少し遅れて咲きます。
オススメ度:★★★★
丈夫な秋植え球根で花も美しいです。自然風の植栽にも向きます。下から順に花が咲くので花期が比較的長めですが、その分満開にはなりません。