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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

カランドリニア

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カランドリニアのデータ

花色:
学名:Calandrinia umbellata
科名:スベリヒユ科
分類:多年草(常緑)、一年草扱い
原産地:南アメリカ
大きさ:背丈10〜20cm、横幅15〜25cm
主な見所:花(3〜6月)

カランドリニアの特徴

カランドリニアにはいくつか種類がありますが、一般的に店頭で出回っているのはウンベラータムです。細い葉をつけた芝のような株から、花茎を伸ばして鮮やかな赤紫の小花を数輪咲かせます。早春から咲き始め、初夏まで開花が続きます。花は日差しに反応して開きます。葉が多肉質で細い白い毛が生えています。見た目どおり乾燥に強く、多湿に弱い花です

  • 難易度: 夏の高温多湿に弱いです。一年草と割り切れば難易度は普通
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます。夏は半日陰に移動します
  • 水分量: やや乾燥した環境を好みます
  • 耐寒性: 南関東以西の暖地では屋外でも冬を越しますが、強い霜はさけます

カランドリニアの育て方

日当たりと水はけのよい場所に植えます。過剰な水遣りは不要で乾燥気味の環境を好みます。高温多湿に弱いので、夏場は半日陰に置きます。できれば雨を避けられるとベターです。良好な条件を整えても夏越しはやや難しい部類に入ります

  • 管理:花がらは摘み取ります
  • 肥料:春と秋に緩効性肥料を与えます
  • 病害虫:ほとんど発生しません。過湿による根ぐされに注意

カランドリニアのアレンジ

洋風の庭に合います。鉢に単独で植えるか、乾燥を好む花同士の寄せ植えに向いています。背丈が低く前景に用います。花は長期間断続的に咲き続け、使い勝手も良好です。性質上、ロックガーデンなど条件のよい場所でなければ地植えには向きません

カランドリニアの主な品種

白花種があります

カランドリニアの個人的な印象

オススメ度:★★★
鮮やかな花で、背丈も低く収まり使いやすい花です。ただ、夏の高温多湿には弱いので地植えしづらいのが難点

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