本文へスキップ

ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

バコパ

戻ります

バコパのデータ

花色:ピンク紫白
学名:Chaenostoma cordatum / Sutera cordata
別名:ステラ
科名:ゴマノハグサ科
分類:多年草(半常緑)
原産地:アフリカ
大きさ:背丈10〜150cm、横幅25〜40cm
主な見所:花(3〜11月)※真夏の開花は少なくなります

バコパの特徴

小さなかわいらしい花を長期間咲かせます。花の形にクセがなく花つきがよい性質や丈夫さと相まって、寄せ植えやハンキングの素材としてポピュラーになりました。花色は白のほかにピンクや薄紫などがあります。夏には開花が途切れ途切れになりますが、秋にはまた咲きます。暖かい場所なら冬も開花します。一般的には小花の咲く改良品種が出回りますが、やや大きめの花が咲く品種もよくみかけます。葉は鋸歯が目立つ広楕円〜円形。株は横に広がりますが自然にまとまってくれます

  • 難易度: とても丈夫な花です
  • 日照量: 日向を好みますが、真夏は半日陰に移動したほうがよいです
  • 水分量: 水はけのよい土が好みです
  • 耐寒性: 強い霜は苦手ですが、陽だまりなら屋外でも冬越しは可能です

バコパの育て方

日当たりと水はけのよい場所に植えれば長期間花が楽しめます。高温多湿に少し弱いところもあるので、できれば真夏は半日陰に移動したほうがよいです

  • 管理:放任でかまいません。株も自然にまとまります。梅雨の終わり頃に切り戻して夏場に休息させると株が長持ちします。終わった花を取る手間をかければより綺麗に育ちます
  • 肥料:リン酸分の多い元肥を与え、開花中は液肥を追肥して株が疲れないようにしましょう
  • 病害虫:とても強いですが、コナジラミが発生することがあります

バコパのアレンジ

くせのない小さな花はどのような植物にも合わせられます。個性の強いもの同士を調和させたり、小花同士で繊細さを強調したりと、組み合わせ方には自由度があります。ハンキングに単独で植えても、横に広がる性質があるのできれいに下垂してくれます。あらゆる使い方ができる万能植物といえます

バコパの主な品種

白花の他にピンク花や薄紫花、斑入り種などがあります


スノーフレーク
やや大きい白花が咲く有名品種です


斑入り品種


二重咲きの品種


花の大きな種。この系統の花は咲き終わった花がらがやや目立ちます

バコパの個人的な印象

オススメ度:★★★★★
丈夫・美しい・手間がかからないの3点そろったオススメの花。意外とバコパのような花は少なく貴重な存在です

コメント

  • 2年くらいで株が弱ってくるので更新させます
  • 学名が変わったりしているため名称に混乱が見られるようです 。「バコパ」といえばお店等で普通に通じるのですが、良い和名を与えられないものでしょうか…

戻ります