ストリクタ
花色:
学名:Babiana
別名:ホザキアヤメ
科名:アヤメ科
分類:秋植え球根
原産地:南アフリカ
大きさ:背丈20〜40cm、横幅15〜25cm
主な見所:花(4〜5月)
いくつか種類がありますが、店頭で出回っているのは花色豊富なストリクタや、紫花に花芯の赤目が派手なルブロシアネアなどです。葉の間から花茎を伸ばし短めの穂状の花を咲かせます。花は一重でやや派手めな色合いが多いです。線状の葉は筋がよく目立ちます。葉や茎に白い毛が生えており全体的に白っぽく見えます。南関東以西の暖地であれば霜よけ下で屋外でも冬を越します
球根の植えつけ時期は10月頃。植えつけ深さは地植えの場合は5〜8cm程度、鉢植えの場合は3〜5cm前後とやや浅植えにします。日当たりと水はけのよい場所なら他の条件はあまり選びません。やや乾燥気味に管理しますが、乾かしすぎはよくありません(特に鉢植え)。少し寒さに弱く、葉が霜に当たると傷むので霜よけ程度はしたほうがよいです
鉢に密植植えしたのをよくみかけますが、暖地なら地植えも可能です。隙間をあけて植えるとスカスカな印象になるので、やや詰めて植えると見栄えがします。切花にも使えますが花茎が短いので使い勝手はイマイチ。一輪挿しなどに向いています。花期が4〜5月の間頃と遅めなため他の秋植え球根とはちょっと合わせづらいです
出回っているもののほとんどはストリクタの改良・交雑品種です。ルブロシアネアもたまに見かけます。他にも薄黄色花のオドラータなどいくつか種類があるので、変わった種を手に入れた場合は耐寒性などについては別に確認しましょう
○ストリクタ(B. stricta):花色豊富なバビアナの代表的な種。花色はポピュラーな青紫のほか、赤紫〜白があります。いくつか改良が出回ります
○ルブロシアネア(B. rubrocyanea):紫の花弁に、花芯の赤い目が目立ちます
オススメ度:★★★
似たタイプの秋植え球根の中では丈夫で花が咲きやすいほうです