本文へスキップ

ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ウルシニア

戻ります

ウルシニアのデータ

花色:
学名:Ursinia anthemoides
科名:キク科
分類:秋・春まき一年草
原産地:南アフリカ
大きさ:背丈25〜35cm、横幅15〜25cm
主な見所:花(4〜8月)※タネまき時期によって変化します

ウルシニアの特徴

ポピュラーな花ではありませんが、ワイルドフラワーのタネの中によく混ざっています。苗で見つけるのは難しく通常はタネから育てます。花は小さめで蛇の目のようになる黄色花で、花つきは良好。つぼみの時は下を向いていますが、花が開くときは上を向きます。暗いと花は閉じています。葉は切れ込みが深く入り繊細な印象。株は自然に分枝してくれます。高温多湿にやや弱いとされていますが、春まきなら8月まで咲きつづける強健な花です

  • 難易度: 適地に植えれば放任で育ちます
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます
  • 水分量: ジメジメした環境は苦手です
  • 耐寒性: 南関東以西の暖地では軽い霜よけ程度で冬越しします。寒冷地では春まきが無難で、東京近辺でも春まきの方が楽です

ウルシニアの育て方

日当たりと水はけのよい場所が適地です。条件がよければ放任で育つので、過保護にはしないようにします。やや高温多湿に弱いものの、丈夫で育てやすいです

  • 管理:花がらは切り取ります
  • 肥料:やせ地の場合は定植時に緩効性肥料を与えます。多肥の必要はありません
  • 病害虫:ほとんど発生しません

ウルシニアのアレンジ

野性的な印象なので、ワイルドフラワーガーデンに合います。散らしたように他の花と合わせて植えると自然な雰囲気が出ます。背丈があまり高くならないので寄せ植えにも使えないことはないですが、地植えをお勧めします

ウルシニアの主な品種

個体(品種?)によって花の大きさに変化があるようです。2〜5cm程度変わります


花が小さく蛇の目部分が大きい個体。花つきは花の大きい個体より優れています

ウルシニアの個人的な印象

オススメ度:★★★
単体では通信販売などでないと手に入りにくい花ですが、使い勝手は良好です。もっと出回ってもよい花だと思います

戻ります