花色:
学名:Rhodohypoxis
科名:キンバイザサ科
分類:春植え球根
原産地:南アフリカ
大きさ:背丈10〜15cm、横幅8〜10cm
主な見所:花(4〜6月)
背が低く細長い葉の間から、雌しべや雄しべの目立たない特徴的な花を咲かせます。
花色は白とピンクの覆輪やピンク単色以外にも、濃赤色の園芸品種があります。初冬から花つき苗が出回りますが、促成栽培されたもので本来の花期は春から初夏です。葉には毛が密生しています。草丈は非常に小さいです。
よく売られているミニ鉢はかなりの密植状態で、そのままでは長期維持できません。
球根で手に入れられることは少なく、ほとんど密植の小鉢から育てることになります。花が終わるまではそのまま飾っておいて構いませんが、来年も咲かせたい場合は花が終わったら広めの鉢か庭に株間を取って植え替えましょう。
日当たりと水はけがよい場所に植え、あまり過湿にしないようにします。しっかり肥培させれば来年は本来の花期で咲きます。
洋風の庭に向きます。花に癖は少なく植え方次第では和風や自然風の庭にも合います。
小鉢に密植させるアレンジばかりを見かけますが、意外に性質は強健なので他のアレンジも可能です。単植することが多いですが、初夏に咲かせると開花が長続きするので寄せ植えにも向いています。
暖地であれば地植えもできます。ロックガーデン風にすると雰囲気が出ます。
幅広で底が浅い鉢に単植した植栽例。
主に出回るのはバウリー(R. baurii)や、その改良・交雑品種です。
赤紫の他、ピンクや濃赤、白など花色違いの品種がいくつか出回ります。
「ルビーの輝き」:濃赤色の花が咲く有名品種。
白花品種。
赤紫系の花色と、白系の花色を混ぜて植えるのもよいでしょう。
オススメ度:★★★
小さいけれど強健な花。屋外で冬越し出来る暖地では使い勝手が良いです。