花色:
学名:Papaver nudicaule
科名:ケシ科
分類:秋まき一年草扱い
原産地:北アジア(シベリア地方)
大きさ:背丈30〜50cm、横幅25〜40cm
主な見所:花(3〜5月)※暖かい地方では冬から咲きます
薄い花びらが黄色やオレンジなど暖かい花色に染まって、いち早く春を告げます。花茎が長く伸び風になびきますが、茎が丈夫なので倒伏しにくいです。次々に蕾が上がってくるので開花期は少し長めで、切花もたくさん取れます。ロゼット状で株自体はこじんまりしています。本来は多年草ですが、日本の高温多湿に耐えられないので一年草扱いになります
日当たりと水はけのよい、あまり乾燥しない場所なら楽に育てられます。さらに開けた風通しのよい場所がベストです。日当たりが悪かったり過度に乾燥するような条件だと生育が非常に悪くなります。移植に弱いので直まきが基本ですが、早春に苗が出回るので根を傷めないように十分注意して定植することもできます
造り物のような質感の花で洋風の庭に合います。和風や自然風の庭にはあまり合いません。地植えに向きます。鉢植えでも育てられますがあまり向いていません。広い面積にたくさん同種を植えて魅力を発揮する花で、寄せ植えにも使いにくいです
花色や花の大きさ、草丈の違いで様々な品種があります
草姿の全体。葉は切れ込みが深いです
オススメ度:★★
切花以外では一般的な庭であまり活躍できません。広い庭で真価を発揮する花です