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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

エレモフィラ ニベア

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エレモフィラ ニベアのデータ

花色: 葉色:
学名:Eremophila nivea
別名:ホワイトツリー
科名:ゴマノハグサ科
分類:常緑低木(常緑多年草扱い)
原産地:オーストラリア
大きさ:背丈20〜120cm、横幅20〜100cm
主な見所:葉(周年)、花(5〜6月)※環境によっては長く咲くこともあります

エレモフィラ ニベアの特徴

白い葉色をカラーリーフとして用いますが、初夏に咲く淡い透明感のある青紫花も観賞価値があります。株は直立しますが茎がやわらかめで雨の当たる場所では倒れやすいです。葉は短い線形で少しまばらな感じでつきます。葉も茎も白いですが、時間がたつと茎の色はやや茶色になります。近年よく出回っていますが室内向きで、雨の当たる場所ではちょっと扱いづらいカラーリーフです

  • 難易度: 涼しい時期は比較的丈夫ですが高温期に雨に当たると枯れやすい
  • 日照量: 日当たりのよい場所で育てます
  • 水分量: ジメジメした場所は苦手です
  • 耐寒性: 南関東以西の暖地では問題ありませんが、強い霜は避けます

エレモフィラ ニベアの育て方

他のシルバーリーフ同様に乾燥した環境を好みます。日当たりと水はけのよい場所が適地で、風通しが悪くジメジメしたところで美しく育ちません。シロタエギクに性質が似て条件が悪くてもすぐには枯れませんが、高温多湿には弱く初夏〜初秋は雨の当たらない場所に移動します。半耐寒性とされることもありますが南関東以西の暖地では保護すれば屋外でも越冬します

  • 管理:枯れた花は摘み取ります。伸びすぎたら切り戻します
  • 肥料:控えめに緩効性肥料を与えます。多肥の必要はありません
  • 病害虫:ほとんど発生しません

エレモフィラ ニベアのアレンジ

洋風の寄せ植えに使います。株は直立しますが茎が柔らかく、雨に当たる環境だと倒れやすく扱いはやや難しいです。逆にやわらかい印象で合わせてみると変わったアレンジになります。雨の当たらない場所なら直立する姿になり、アレンジ的に使いやすくおすすめ。地植えには向いていません

エレモフィラ ニベアの主な品種

エレモフィラには他にも種類がありますが店頭ではほとんど見かけません

エレモフィラ ニベアの個人的な印象

オススメ度:★★★
丈夫で枯れにくいですが、シロタエギクに比べると高温多湿に弱く扱いは難しいです。雨の当たらない場所で育てると本来の魅力を発揮します

コメント

  • 雨の当たらない場所で真価を発揮する花。植物園や有料庭園の屋内の寄せ植えによく用いられているように、美しく見栄えがします。ただ、屋外が中心の家庭園芸では使いどころが難しいです
  • 通常はリーフプランツとして用いられていますが、意外と花もよく咲きます

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