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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

オトメギキョウ(ベルフラワー)

オトメギキョウ(ベルフラワー)オトメギキョウ(ベルフラワー)

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オトメギキョウ(ベルフラワー)のデータ

花色:
学名:Campanula portenschlagiana
科名:キキョウ科
分類:多年草(常緑)
原産地:東ヨーロッパ
大きさ:背丈10〜20cm、横幅15〜20cm
主な見所:花(3〜6月)※本来の花期は5月ごろ

オトメギキョウ(ベルフラワー)の特徴

乙女の名の通り、カンパニュラ全体の中でも小型の種類で花も可憐です。促成栽培された株が春から出回りますが、本来の花期は初夏です。花つきがよく鉢花として人気があります。
花はベル形ですが、フウリンソウなどに比べ先が少し横に開いています。葉は小さく扇状で、縁にギザギザがあります。よく店頭に出まわるわりに花のバリエーションは少なく、改良品種も有名なものはありません。
小さな姿に似合わず、性質は意外と丈夫です。

  • 難易度: 暑さはやや苦手ですが、基本的には易しいです。
  • 日照量: 秋〜初夏は日向を好みますが、夏の間は遮光します。
  • 水分量: 強い乾燥も過湿も苦手です。
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです。

オトメギキョウ(ベルフラワー)の育て方と管理

秋から初夏までは日差しを好みます。よく日に当てれば株を覆うように花を咲かせます。強い乾燥も過湿もよくないので、水もちと水はけのよい土に植えます。
春に花つきの鉢を買って一年草扱いにするなら管理も楽ですが、実際は夏越しもそれほど難しくありません。夏越しする場合は花がらをしっかり摘んで、過湿と強い日差しを避け風通しをよくします。
花が雨に弱いので、開花期に雨よけすると花もちが良くなります。

  • 管理:春〜初夏の花が終わるまでは花がら摘み程度の管理でよいです。
    夏は雨に当てず、涼しい場所に置きますが、ハダニが発生しやすくなるので夕方涼しくなったら葉裏にもたまに水をかけてあげましょう。うまく夏越しできたら秋に切り戻してから植え替えて肥培すれば、来年の春にも花が咲きます。
  • 肥料:秋に緩効性肥料を、開花期に液肥を与えます。
  • 病害虫:ハダニやアブラムシが発生します。

オトメギキョウ(ベルフラワー)のアレンジ

洋風の庭によく合いますが、和風や自然風の庭にも合わせられます。
早春〜春にポット苗が出回り、寄せ植えにも気軽に使えるようになりました。淡い花なのでどの植物とも合わせやすく、洋風だけでなく和風の寄せ植えの素材にも合います。
条件が良ければ地植えも可能で、前景に列植すれば豪華な花壇になります。

オトメギキョウ(ベルフラワー)の品種

見たことはありません。

その他の写真

花のアップ
花のアップ。乙女のような可愛らしい、ベルのような花です。

オトメギキョウ(ベルフラワー)の印象

オススメ度:★★★★★
花と株のバランスがよいです。弱々しく見えますが意外と丈夫な点もポイントが高いです。

コメント

  • 一年草扱いにするケースが多いですが、涼しい場所に置けば案外夏越しも楽にできます。
  • 開花中は雨を避ける場所に置けば、花が長持ちします。

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