葉色:
学名:Artemisia schmidtiana
科名:キク科
分類:多年草(常緑)
原産地:日本、サハリン
大きさ:背丈15〜40cm、横幅20〜50cm
主な見所:葉(周年)
日本の北部の海岸などに自生している、細かい繊細な銀葉が美しいカラーリーフです。山野草扱いされることも多いですが、形がまとまりやすく寄せ植えにも用いられます。なお、花は地味なため観賞対象としません。
他の銀葉同様に高温多湿に弱いところがありますが、過湿にしなければそれなりに育ちます。
風通しのよい場所に置き、乾燥気味に育てます。植える土には砂を多めに混ぜるとよいでしょう。
秋から初夏まではよく日に当てて育て、夏は遮光します。できれば雨を避けて育てると株が長もちし、下葉の枯れも抑えられます。
やや移植に弱いので、ポット苗は根鉢を崩さず植えつけます。
洋風や自然風に合います。和風の庭にも合いますが他の植栽とのバランスを考えましょう。
ロックガーデンや、乾き気味の環境を好む植物同士の寄せ植えに向きます。しっとりした植物以外なら合わせる稙物はそれほど選びません。
環境によっては美しく育たない場合が多いので、条件に合う場所がなければ鉢植えにして、雨を避けながら単独で育てた方が無難です。
シルバーの葉色の他に、やや緑色が濃いめのライム葉種があります。矮性種もあります。
葉が水をはじく様子。高温期の過湿を嫌うことは覚えておきましょう。
茎が伸びすぎたアサギリソウ。
下葉が無くなって見苦しいので、春に切り戻して仕立て直しましょう。
春に新芽が伸びてきたアサギリソウ。
オススメ度:★★
比較的丈夫なのですぐには枯れませんが、環境次第で美しさが大きく変わります。
こんもり育てばアサギリソウのみでも様になるので、なるべく条件の良い場所に植えてあげましょう。