花色:
学名:Anemone sylvestris
科名:キンポウゲ科
分類:多年草(常緑)
原産地:ヨーロッパ〜シベリア
大きさ:背丈25〜40cm、横幅25〜30cm
主な見所:花(3〜5月)※左記以外にも断続的に開花します
丈夫な宿根草としてよく販売されていますが、アネモネの原種として山野草のような扱いで出回ることもあります。長めの花茎を伸ばして頂部に一輪、純白の花を咲かせます。シュウメイギクを小さくしたような印象で野趣があります。花もちはあまり良いほうではありませんが、花の上がりは悪くなく比較的長い期間花が楽しめます。葉は切れ込みが深く入ります。
丈夫で、あまり気を使わなくても育ちます。日当たりのよい場所〜明るい半日陰の、水はけ水もちの良い場所が適地です。高温がやや苦手なので、鉢植えの場合は夏の間だけ遮光したほうが良いです。
洋風の庭にも使えますが、和風や自然風の庭によく合います。鉢に単独で植えるか、宿根草花壇の前景に植栽すると良いと思います。素朴な印象が持ち味なので、派手な花とは相性がよくありません。
これといった品種は見たことがありません。
普通は花弁が5つですが、これは花弁が7つある花。花の形に変化が多いのも特徴です。
オススメ度:★★★★
弱々しい株から受ける印象よりもかなり丈夫な花。ひとつひとつの花もちはイマイチですが、花期は比較的長いです。