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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

フジバカマ

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フジバカマのデータ

花色:青紫白
学名:Eupatorium
別名:ユーパトリウム
科名:キク科
分類:夏緑性多年草
原産地:日本、東アジア
大きさ:背丈40〜180cm 横幅25〜100cm
主な見所:花(8〜10月)

フジバカマの特徴

野趣に富んだ姿が好ましく、和風庭園以外にもナチュラルガーデンなどでよく用いられています。すっと伸びた茎の先端に房状に花を咲かせます。葉はやや細長く斑入り種も出回ります。花色は白をベースに薄紫色を帯びていますが、白花種も出回ります
※青花フジバカマやセイヨウフジバカマといわれるミストフラワーはこちら

  • 難易度: 条件を満たせば丈夫です
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みますが、真夏はできれば半日陰のほうがよい
  • 水分量: やや水はけのよい土を好みますが、乾燥は苦手です
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです

フジバカマの育て方

日当たりと水はけのよい、肥沃なあまり乾燥しない場所に植えます。乾燥させると萎れやすいので土の水もちをよくしておきます。元は野草ですから条件が合えば増えて困るほど育ちますが、通風が悪いと弱りやすいです

  • 管理:6月上旬ごろ切り戻すと姿よく咲いてくれます。放任すると背丈を越えるほど大きくなることがあるので、広い場所以外では切り戻した方がよいです。適した環境だと横にどんどん広がっていくので他の花を邪魔しないように適切切り取ります。心配なら初めから仕切り板などで囲っておくとよいでしょう
  • 肥料:春に長期間効く緩効性肥料を控えめに与えます
  • 病害虫:風通しや日当たりが悪いと、うどんこ病が発生しやすいです

フジバカマのアレンジ

和風や自然風の庭に合います。野趣のある姿なので整然とした花壇には似合いません。鉢植えでコンパクトに育てることもできますが、伸び伸び育てられる地植えの方が本来の魅力を発揮できます

フジバカマの主な品種

一般的にはE.japonicumではなく、E.fortunei(どちらもフジバカマと呼ばれます)が出回ります。実際には近縁種や交雑種もあり正確な品種の判定は難しいです

フジバカマ(E.fortunei):
一般的にフジバカマの名で出回っている種。 つぼみは濃い赤紫で花が開くと薄ピンクになります。コンパクトに育てられた鉢植えやポット苗が出回りますが、地植えにすると非常に大きくなります

「白花フジバカマ」(E.fortuneiの変種):
フジバカマの白花種。素朴な魅力があります

「斑入りフジバカマ」(E.fortuneiの改良品種):
葉の縁に白く斑が入ります。葉の形が「くの字」のように変形することがありますが、品種の性質のようで特に問題ありません

その他の写真

近縁のヒヨドリバナの仲間の蜜を吸うアサギマダラ。フジバカマにも蜜を吸いにくることがあります

背丈を超えて大きくなったフジバカマ。切り戻さずに放任すると思った以上に背丈が高くなります

フジバカマの個人的な印象

オススメ度:85%
花もち、花つきもよく丈夫な花です。和風や自然風の庭で秋の季節感を出すのに適しています
運が良ければヒラヒラとアサギマダラが蜜を吸いに来てくれるかもしれません

コメント

  • フジバカマにはいくつか種類があるようですが、はっきりした区別がなされていません。実際店頭で並ぶフジバカマも「E fortunei」ばかりではなく、変種や他種のことも多いそうです。ややこしいですが性質は変わらないので栽培上は問題ありません
  • ややこしさに拍車をかけているのが、青花フジバカマ、セイヨウフジバカマの名で知られるミストフラワーがよく出回っていることです。しかも以前はユーパトリウム属でしたが学名が変わり、今ではユーパトリウムという名が名残として残っているという状態になっていて名前が乱立しています。ただ、こちらはフジバカマとは姿がかなり異なるため見分け自体は簡単です
  • フジバカマに限らず、オミナエシやススキ、シオン、ワレモコウなど山野に咲く秋の花は背丈が大きくなるものが多いです。秋は春よりも草が茂っているので、それよりも高い位置で咲きたいからでしょうか?

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