本文へスキップ

ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ダルマギク

戻ります

ダルマギクのデータ

花色:
学名:Aster spathulifolius
科名:キク科
分類:多年草(冬は冬至芽)
原産地:日本
大きさ:背丈20〜35cm、横幅25〜50cm
主な見所:花(10〜11月)

ダルマギクの特徴

海岸に生える野生のキクですが、花が美しく園芸店でも出回っています。花の形は整っていて美しい薄青紫色がきれいです。葉や茎は海岸植物らしく肉厚で毛が密生しています。株はあまり高くならず、横に広がって増えます。キク同様、冬至芽だけで冬を越します

  • 難易度: 丈夫ですが、環境を選びます
  • 日照量: 日当たりの良い場所を好みます
  • 水分量: やや乾燥した環境を好みます
  • 耐寒性: 関東以西程度の寒さなら問題ありません

ダルマギクの育て方

厳しい環境で育つ海岸植物なので、過保護にすると上手く育ちません。日当たりと水はけ、風通しのよい場所に植えたら、あとは放任気味にして育てます。地植えの場合は自然の降雨に任せ、鉢植えの場合も土が乾き始めてから水を与えます

  • 管理:背丈が低くまとまるので切り戻しは特に必要なく、摘心程度で十分です。花後は花茎を切り取り、冬に枯れた地上部を整理します
  • 肥料:控えめに緩効性肥料を春と秋に与えます
  • 病害虫:ほとんど発生しません

ダルマギクのアレンジ

和風の庭の寄せ植えやグランドカバー合いますが、独特な草姿をどう活かすか難しいところです。背丈が低くまとまるので鉢植えにしても様になりますが、横に広がりやすいので管理が必要です。性質上、ロックガーデンなど乾燥しやすい場所にも向いています

ダルマギクの主な品種

白花種があるそうですが見たことはありません

その他の写真


独特な草姿です

ダルマギクの個人的な印象

オススメ度:★★★
薄い紫の花色は独特な美しさをもっています。特別な管理をしなくても背丈が低く保たれるのも魅力です。花のない間はやや野性味ある姿なのでアレンジでは注意が必要です

コメント

  • 写真での再現が難しい花色です

戻ります