花色:
学名:Leschenaultia
別名:レシュノルティア
科名:クサトベラ科
分類:常緑低木(一年草扱い)
原産地:オーストラリア
大きさ:背丈15〜25cm、横幅15〜30cm
主な見所:花(11〜5月)
豊富な花色が揃い、まるで蝶が飛んでいるような可憐な花と、やや灰色がかった細かい繊細な葉が魅力的です。花つきは良好で、株を覆うように咲くのでよく目立ちます。乾いた気候を好み、雨に当たると花弁がすぐ傷みます。寒さに弱いところがあり強い霜を受けると弱りますが、南関東以西の暖地の軒下の日だまりなら屋外でも冬を越します。高温多湿にも弱いですが、長雨が当たらないようにすれば夏を越すことも難しくありません
日当たりと水はけのよい場所で育てます。過湿には弱いです。雨を避けると丈夫に育ち、花もちもよくなります。寒さにはやや弱いので冬は軒下の日だまりに置きます。寒冷地では室内に取り込みます
洋風の庭に合います。鉢植えか寄せ植え向きで、地植えにはロックガーデンなど特殊な用途にしか向いていません。寄せ植えの場合は乾燥を好む植物を選びます。別の花と合わせるよりも、花色が豊富なので同種同士で合わせる方がアレンジは楽です
主にフォルモサ(L. formosa)の改良品種が出回りますが、交雑種も多く、店頭ではあまり品種の区別がされていません。たくさんの花色が出回るので開花株を見て花色で購入するのが確実でしょう。青花で花弁が下側に伸びるビロバ(L. biloba)もたまに見かけます
フォルモサ系の一品種。花色豊富で複色咲きも多いです。花弁は上側に伸びます
オススメ度:★★★★★
冬の鉢花としてすっかり定着しました。乾燥を好むので、雨を避けられる陽だまりがあれば美しく育ちます