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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ハナカンザシ

ハナカンザシハナカンザシの花

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ハナカンザシのデータ

花色:白
学名:Rhodanthe chlorocephala(ssp. rosea)
科名:キク科
分類:秋まき一年草
原産地:オーストラリア
大きさ:背丈15〜25cm、横幅15〜25cm
主な見所:花(4〜7月)

ハナカンザシの特徴

丸い形をしたカサカサの手触りの白い花を枝の先につけます。花色は他にピンクや赤紫もあります。株の下から多くの枝を出して自然に姿がまとまります。白っぽい細めの葉と花がよく合っています。
以前は鉢花で出回ることが多かったですが、ポット苗が安価で出回るようになり、寄せ植えにも使われるようになりました。
乾燥にとても強い一方、ジメジメした環境に弱く、花も雨で傷みやすいです。

  • 難易度: 水はけの確保は絶対必要です。
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます。
  • 水分量: :乾燥した水はけのよい土を好みます。
  • 耐寒性: 耐寒性はそれほど強くありません。

ハナカンザシの育て方

日当たりのよい乾燥した場所を好み、高温多湿は苦手です。水はけの確保のために、植栽する土に砂やパーライトを混ぜるなどして乾燥しやすい環境を作ってあげましょう。
花が雨に弱いので、軒下に置くなどして雨よけしてやると花が長持ちします。

  • 管理:枯れた花は摘み取ります。
  • 肥料:元肥に緩効性肥料を与えます。多肥は好みません。
  • 病害虫:あまり発生しません。アブラムシやハモグリバエ程度です。

ハナカンザシのアレンジ

洋風の庭に合います。和風や自然風の庭にはあまり合いません。洋風でもドライな庭に向き、しっとりとした庭には合いません。
鉢花として出回る機会が多かった花ですが、苗でも出回るので春の涼しめの時期ならば寄せ植えにも十分使うことができます。株がまとまりやすく、花色や姿もくせがないので様々なシーンで使うことができますが、乾燥を好む性質は合わせるようにしましょう。
魅力を十分に引き出したいなら、なるべく雨の当たらない場所に置きたいところです。

ハナカンザシの主な品種

白花が多く出回りますが、まれに花色違いの品種を見かけることもあります。

その他の写真

ハナカンザシの花のアップハナカンザシの花のアップ
花のアップ。乾いた紙細工のような花弁です。

ハナカンザシのつぼみ
つぼみ。ぷっくらして、かわいらしい見た目。

花が閉じている様子
暗いときや雨のときは花が閉じてしまいます。

ハナカンザシの個人的な印象

オススメ度:★★★
雨に当てないようにすれば美しさが長持ちします。地植えには向きません。

コメント

  • 日当たりのよい軒先などで使い勝手がよい花。上手に育てれば花つきがよく見栄えも良好です。

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