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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ヒペリカム


アンドロサエマム

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ヒペリカムのデータ

花色: 実色:
学名:Hypericum
科名:オトギリソウ科
分類:落葉〜常緑低木
原産地:中央アジア〜地中海沿岸
大きさ:背丈15〜50cm 横幅30〜60cm
主な見所:花(5〜7月)、実(10〜11月)

ヒペリカムの特徴

ヒペリカムの仲間には有名なキンシバイやビョウヤナギがあり、種類が多岐にわたりますが、園芸店で通常「ピペリカム」の名で販売されるものは、常緑で花や斑入り葉を楽しむヒペリカム・カリシヌムとその交雑種のヒペリカム・モゼリアヌム、落葉〜半落葉樹で主に実を楽しむヒペリカム・アンドロサエマムです。以前から切花として親しまれてきたアンドロサエマムは、最近実つきがよく実の色の鮮やかな改良品種が出回るようになって注目されています。いずれも花色は黄で、カリシヌムはやや大きな花。アンドロサエマムは小さな花です。葉は緑でやや硬め印象。改良種として黄金葉やピンクと白の斑入り葉が出回ります。アンドロサエマムの見所である実は赤やピンクなどがあり、頂部近辺に固まってつけます

  • 難易度: アンドロサエマムはやや丈夫で2つ星
  • 日照量: 日当たりのよい場所から半日陰を好みます
  • 水分量: 乾燥には少し弱いところがあります
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです

ヒペリカムの育て方

カリシヌムやモゼリアヌムは強健で、放っておいても増えるほど丈夫です。日当たりのよい場所から半日陰が適地。土質は選びませんが、肥沃な酸性の用土が好みです。一方、アンドロサエマムは実つきをよくしたい場合それなりの管理が必要で、真夏以外は日当たりのよい場所に置き、肥沃で水はけのよい土に植えます。植え替えは落葉期に行います

  • 管理:カリシヌムやモゼリアヌムは成長が早いので、広がりすぎたら冬に根際から刈り込んで更新します。アンドロサエマムは落葉期に邪魔な枝や徒長した枝を切り取る程度とします
  • 肥料:春と秋に緩効性肥料を与えます
  • 病害虫:カリシヌムやモゼリアヌムはほとんど発生しません。アンドロサエマムは一部の品種でさび病にかかることがあります

ヒペリカムのアレンジ

洋風や自然風の庭に合います。横に広がるように伸びるカリシヌムやモゼリアヌムはグランドカバーに向きます。やや悪い条件でも耐えるので公共の場でもよく用いられています。庭で用いる場合は野性味が強いところを考えてアレンジします。アンドロサエマムは普通は鉢植えで育てますが、適地なら庭植えも可能です。こちらは洋風の庭にも合います

ヒペリカムの主な品種

主に下記3種が出回っています

アンドロサエマム(H androsaemum)
落葉種。花は小さめで、秋にできる実を主に観賞します。株は自然に分枝して株立ち状になります

「マジカル・レッド」:マジカルシリーズの赤い実のもの、他にピンクやオレンジなどがあります
「シュガーフレアー」:フレアーシリーズの薄いピンクの実のもの。他に紅色や赤茶などがあります



カリシヌム(H calycinum)
落葉から常緑種。やや大きめの黄色い花を咲かせます。背丈は低く、やや横に広がるように伸びます。冬に全体を刈り込みます


「ゴールデンフォーム」
カリシヌムの黄金葉の品種。夏は緑が濃くなります。半日陰のやや湿り気のある土を好みますが、ある程度日に当てたほうが葉色が綺麗に出ます。花ではなく葉を楽しむものなので、それほど育成に気を使う必要はありません


モゼリアヌム系(H×moserianum)
「トリカラー」:モゼリアヌムの園芸品種。ピンクと白の斑入り葉です

ヒペリカムの個人的な印象

オススメ度:70%
カリシナムやモゼリアヌムは半日陰にも使えるグランドカバーとして有望です。アンドロサエマムは実を鈴なりにつけさせるととても美しい姿になりますが、実つきよく育てるのはなかなか大変です

コメント

  • アンドロサエマムは以前は切花で出回っていましたが、苗でもよく見かけるようになりました

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