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小型水槽による水草レイアウトの紹介

小型水槽水草レイアウト

小型水槽水草レイアウトに向いている魚やエビ・貝類。コケの抑制にも欠かせません

私が長期間飼ったことがあり、初心者向きの生き物を紹介します

  • 実は水草を美しく育てるよりも、初心者向きの魚やエビを飼うほうが楽なことが多いです。水草が元気よく育っている環境なら、紹介する生き物たちも調子よく飼えると思います
  • 特に飼育が簡単なものには☆印をつけています
    私のお気に入りのものには★印をつけています
    ヒーターなしというのは、だいたい水温が10℃程度までOKという意味です
  • まず最初に水槽に入れるときは、水槽の水と買ってきた魚やエビの水を少しずつ混ぜ慣らしましょう。それが難しい場合は水温あわせだけは必ず行います。初心者の方は、安いからといって小さいサイズの幼魚を買うことは控えましょう
  • 魚の遊泳位置を考慮して上層〜下層まで偏らないようにバランスよく魚を選択します
  • ここに載せているものは基本的に混泳が容易ものばかりなので、組み合わせを考える必要はありません。多少の小競り合いはありますが、深刻な状況にはなりにくいでしょう 。むしろ同種を少数入れた場合に問題になりやすいです
  • 最初のころに水槽に入れる数は少なめくらいが丁度よいです。魚のサイズ1cmに対して水1リットルくらいが目安です。小型水槽ではかなり少なめにしか入れられないですが、ここで多めに入れてしまうとバランスを取るのが難しくなります。日数がたって水ができてきたら、ある程度多めに入れることが可能です

小型水槽水草レイアウト向きの魚たち

アカヒレ

☆★アカヒレ

  • 大きさ:2〜4cm
    値段:10匹300円程度
    耐寒性:ヒーターなしOK
    遊泳位置:上〜中層
  • 特徴:コッピーとも呼ばれ、入門魚として有名です。安価な魚として軽く見られますが、コイ科に属するため飼い込めば写真のようにかなりきれいな魚になります
  • 飼い方:非常に丈夫。多少の汚れた水でも抵抗力があります。また、室内ならヒーターなしでも飼えます。比較的おとなしい魚ですが少数で飼うと争うことが多いので、できれば10匹単位で飼いたいです
アフリカンランプアイ

☆★アフリカンランプアイ

  • 大きさ:2〜3cm
    値段:10匹600円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:上〜中層
  • 特徴:写真ではわかりづらいですが、名前の通り目が青色に光ってきれいです。光っている目を美しく見せるには暗めのバックスクリーンを張るとよいです。状態がいいと体の真ん中にオレンジや青のラインがうっすらと出ます
  • 飼い方:とても丈夫な魚です。中性の水質を好みます。群泳させた方が持ち味を発揮します。大人しそうにみえますが意外と小競り合いが多い気がします。争いを緩和するために10匹ぐらいの単位で飼いたい魚です
オトシンクルス

オトシンクルス

  • 大きさ:3〜4cm
    値段:1匹250円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:中〜低層
  • 特徴:コケ取り魚として有名です。水槽内でも実際にコケを舐めるところが見られます。茶コケは好物ですが緑色のコケはあまり食べてくれません。そのため、個人的に小型水草水槽でコケ抑止の為に無理にオトシン類を導入する必要はないと思います。茶ゴケがあるまではいいのですがそのあとに困ります
  • 飼い方:正直そんなに丈夫な魚ではありません。導入初期は弱い面があり、水槽に慣れてくると比較的丈夫になりますが、エサの不足から痩せやすいようです。水槽サイズに対して多めに入れるとエサが十分に取れず淘汰されてしまいます
オトシン・ネグロ

★オトシン・ネグロ

  • 大きさ:3〜4cm
    値段:1匹350円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:中〜低層
  • 特徴:オトシンクルスと同じ仲間のコケ取り魚です。最近ではショップで目にする機会が増えました。やはり緑色のコケはあまり食べてくれません
  • 飼い方:この仲間の中では比較的丈夫です。そのかわり体色は地味です。同じくエサの不足から痩せやすいようです
カージナルテトラ

☆★カージナルテトラ

  • 大きさ:3〜4cm
    値段:10匹700〜1000円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:中〜低層
  • 特徴:ネオンテトラを少し大きくして、赤い部分を広げた非常に目立つ姿をしています。水草の緑との対比が綺麗です。あまり上層部を泳がないのが残念ですが、淡水小型熱帯魚の中では一番姿が派手といってもよいでしょう
  • 飼い方:丈夫で、発色も水質に左右されにくいので、初心者でも美しい姿を眺めることができます。弱酸性の水を好むので水草との相性も良好なのも嬉しい。数を入れて群泳させて楽しみたい。小競り合いはありますが比較的おとなしい魚です

☆グローライトテトラ

  • 大きさ:3〜4cm
    値段:10匹700〜900円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:中〜低層
  • 特徴:やや地味めな魚ですが、中央にオレンジのラインが入ります
  • 飼い方:丈夫。初心者でも楽に飼えます。非常におとなしい魚で、同種同士でも小競り合いは少なく安心して飼えます。その分、水草などが茂り隠れる場所が多い環境だとなかなか表に出てきてくれません
チェリーバルブ

☆チェリーバルブ

  • 大きさ:3〜5cm
    値段:1匹100円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:中〜低層
  • 特徴:オスは婚姻色が真っ赤になりとてもキレイですが、メスはいつまでも地味な体色です
  • 飼い方:丈夫。初心者でも楽に飼えます。オスは非常にきれいになりますが、メスはいつまでたっても同じ体色なので、店で買う時はバランスよく入れてもらいましょう。群泳させた方が持ち味を発揮します。導入初期はやや臆病な所があり、オスメス問わず小競り合いをすることがあります

☆ハニードワーフグラミー

  • 大きさ:3〜4cm
    値段:1匹2〜300円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:上〜低層
  • 特徴:小さく比較的おとなしい、仕草や姿がかわいいグラミー。水草水槽ではグラミー類はあまり使われませんが、本種なら水草への被害はほとんどないし、大きさも違和感がありません
  • 飼い方:丈夫です。カラシン類などと違って愛嬌があるし、物怖じしないので見ていて楽しいですが、うるさく泳ぎ回る魚がいるときは物陰からあまり出てこなくなります。喧嘩することがあるので、狭い小型水槽では1匹飼育をお勧めします
メダカ

☆メダカ

  • 大きさ:2〜3.5cm
    値段:10匹300円程度
    耐寒性:ヒーターなしOK
    遊泳位置:上〜中層
  • 特徴:里山の小川などに見られる日本の自生種ですが、よく売られているのは改良種のヒメダカ(写真)です。他にもいくつか改良品種が売られています
  • 飼い方:丈夫で水質に対して幅広い適応を示します。やはり群泳させた方が持ち味を発揮します。卵をよく産み孵化も難しくないので広い水槽なら勝手に増えていくほどですが、小型水槽だと残念ながら卵や子供はほとんど食べられてしまいます。おとなしい性格ですが争うことはあります
ラスボラ・エスペイ

☆★ラスボラ・エスペイ

  • 大きさ:2.5〜3.5cm
    値段:10匹600〜1200円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:中層
  • 特徴:赤銅色と三角形の黒い模様が美しいコイ科の仲間。体に厚みがあるのでまんまるとした印象です
  • 飼い方:飼育は難しくはありません。ソイルを用いたやや酸性に傾いた水質ではより体色が美しくなる水草水槽向きの魚です。メスも多少赤くなりますが、オスはより赤くなります。おとなしい性格であまり争いはしませんが、10匹以上のまとまった数を群泳させると魅力的です
レッドファントム‘ルブラ’

☆★レッドファントム「ルブラ」

  • 大きさ:3〜4cm
    値段:10匹1000〜1500円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    遊泳位置:低〜中層
  • 特徴:レッドファントムの中で赤色の強いものを「ルブラ」と呼びます。やや高価な魚です。水槽に慣れると美しい赤色になります
  • 飼い方:丈夫で飼育は容易ですが、ソイルを用いたやや酸性に傾いた水質でないと赤が強く出ません。性質はそれほど荒くないですが喧嘩することはあります。群泳させると赤色が水草の緑に映えます

小型水槽水草レイアウト向きのエビや貝

☆★ヤマトヌマエビ

  • 大きさ:3〜5cm
    値段:1匹50〜100円程度
    耐寒性:ヒーターなしOK
    位置:底層
  • 特徴:日本にも生息している淡水のエビです。ただし繁殖には汽水環境が必要なので勝手に殖えることはありません。コケ取り用に使われることが多いですが、水槽のマスコットとしても見ていて楽しいです
  • 飼い方:丈夫ですが、やや水質の変化に弱いので、導入時に水あわせをする必要があります。残留農薬にも弱いです。底床の掃除役、コケ除去などの実用性だけでなく、仕草もよく見るとセカセカしていてかわいいものです。小型水槽では二酸化炭素の添加しすぎによる酸欠に注意 。また、殺虫剤の使用に弱いのでこちらも注意がいります
ミナミヌマエビ

☆★ミナミヌマエビ

  • 大きさ:2〜3cm
    値段:1匹50〜100円程度
    耐寒性:ヒーターなしOK
    位置:底層
  • 特徴:ヤマトヌマエビと同じくコケ取り用に使われますが、小さいために能力はやや低めです。性質はヤマトヌマエビに似ていますが、水槽内繁殖が可能で、大きな水槽ではいつのまに稚エビがいたということもあります 。特別な事情がなければヤマトヌマエビの方を選択した方が無難でしょう
  • 飼い方:飼い方はヤマトヌマエビと同じです
レッドビーシュリンプ

レッドビーシュリンプ

  • 大きさ:1.5〜2cm
    値段:1匹500〜1500円程度
    耐寒性:ヒーター必要
    位置:底層
  • 特徴:小型淡水エビのビーシュリンプを赤い発色が目立つように改良したもの。飼育にはくせがあり、簡単と思う人と難しいと思う人がいると思います。しかし、この赤は他に変えがたく人気も高いので比較的高価です
  • 飼い方:丈夫とはいえませんが、環境に合うと逆に増えすぎて困るほどです。やはり小型水槽では二酸化炭素の添加しすぎに注意。小さいため魚との共存は難しいです
イシマキガイ

☆イシマキガイ

  • 大きさ:2cm
    値段:1匹50〜100円程度
    耐寒性:ヒーターなしOK
    位置:上〜底層
  • 特徴:コケ取り目的で使われる貝です。エビでは難しいガラス面のコケ除去に力を発揮します。ガラス面に張り付いてコケを食べている姿は見方によっては面白いものです
  • 飼い方:丈夫で飼い易い貝。水槽内で勝手に増えていくこともないので扱いやすいです。ただし、ときどき自力で起き上がれなくなること(!)があるので、見つけたら助けてあげましょう。個人的にはこちらより下記のサザエイシマキガイを勧めます
サンゴイシマキガイ

☆★サザエイシマキガイ

  • 大きさ:2cm
    値段:1匹100〜150円程度
    耐寒性:ヒーターなしOK
    位置:上〜底層
  • 特徴:イシマキガイ同様コケ取りの目的で使われます。サザエの名のとおり貝殻にトゲがあるのが特徴です
  • 飼い方:イシマキガイ同様に丈夫で飼いやすい貝。水槽内で勝手に増えていくこともないので扱いやすいです。少々高価になりますが、イシマキガイに比べひっくり返って起き上がれないことが少ないので管理が楽でオススメです