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水辺の植物の育て方と維持の基本


管理全般(春から秋)

大変な作業は植え替えのときのみで、手間がかからないのも魅力です
コケなどはあまり神経質にならない方が良いでしょう
 

植え替え

2〜4年に一度程度春に植え替えをしてやります
ただしアヤメ類やスイレンの場合は、毎年植え替えを行うと花つきがよくなります
植え替えは普通の草花に準じますが、中にはスイレンのように土を洗い落として植え直す種類もあります
土を洗い落としたスイレン土を洗い落としたスイレン
 

大掃除

植物たちの芽が出て少しした4月中旬ごろには、すべての水を抜き大掃除をします
緩効性肥料を与えたり、植物の植え替えをする場合はいっしょに行うとよいでしょう
ただし魚がいる場合は、すべての水を捨てずに4分の1くらいは残してふたたび新しい水と混ぜて入れてください。水質の急変を防ぐために古い水が必要です
小さな鉢などは大掃除の必要がない場合もあります

冬の管理

冬の様子冬の様子
水を切らさないようにするだけで、基本的には放任します
上の写真のように葉が枯れてしまっているものは味気ないので、動かせるものは北側の目に付かないところに置いておいてもよいです。一部を除いてほとんどの水生植物は冬に葉を落としてしまいます。ですから、冬に葉が枯れたら翌春まで日陰でも管理できます。
魚が入っているものは日当たりのままの方が春になるまでの生存率が高くなるようです。エサはまったくあげる必要はなく、そっとしておきましょう

病害虫の駆除

植物の害虫に対しては、水のこともあるのでむやみな殺虫剤の使用は控えた方が無難です
特に魚などを飼っている場合は厳禁です。浮遊植物は取り出して洗面台で洗い流してください。取り出せないものはジョウロやホースの水の勢いなどで洗い流してしまいます。この時、害虫が水鉢の外に落ちるように工夫してください(葉の位置を手で調節する、洗った後に表面の水を害虫といっしょにすくい出すなど)
水辺があるとボウフラ(蚊の幼虫)が沸くのでは?と心配してしまう人がいると思いますが、金魚やメダカを数匹入れておけばまず問題ありません。虫が寄りやすくなるのも事実ですが、中にはトンボやカエルなども来てくれて目を楽しませてくれます
メダカメダカはボウフラを食べてくれます

石油ポンプで水換え

水換えには石油ポンプ(電気式だとゴミが詰まって動かなくなることがあるので手動のもの。もちろん未使用)を使うと楽です。ただし、メダカなどの小さな生き物を飼っているときはゴミと一緒に吸い出してしまわないように注意が必要です。吸水する部分にメッシュを張ると魚の吸い込みを防げます
水を足すときはジョウロを使うと静かに注げます

水鉢なら植物は2〜3種類+浮草程度が限度

どんな植物を植えるにしろ、容器はそんなに広くないでしょうから、種類を絞り1〜3種類でまとめた方がよいです
魚を飼育しているときには、夏だけ浮草(ホテイアオイやアマゾンフロッグビットなど)を入れると陰になって魚が休まりますし、アオミドロなどの藻類発生を少なくする効果もあります
ただし、浮遊植物の多くはすごいスピードで増えてしまうので時々間引きましょう

コケはどうする?(アオミドロについて)

強烈な太陽光線と、淀んだ少ない水量という環境ではコケの発生は避けられません
ぬるぬるとした見た目で、確かに神経質になる気持ちも分かるのですが…
根絶することは大変ですが、発生を少なくするためにはいくつかポイントがあります
  • 水をなるべく汚さない(エサをやりすぎない。肥料を与えすぎない)
  • 水換えを定期的に行う
  • アナカリス、ホテイアオイなど成長の早い水草を導入して水の栄養分を少なくする
  • タニシやヤマトヌマエビなどコケを食べる生き物を導入する
  • コケのついた植物を持ち込まない
  • 定期的にワリバシやピンセットで取り除く
といった方法を行い、あとは仕方ないと割り切る方が健康的でしょう
 
メダカなどの魚がいる場合は、放置しておくと絡まって死んでしまうこともあるので、定期的に取り除きましょう
アオミドロは避けられないものと割り切ろう

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