京王多摩川駅の本当にすぐそばにあるガーデン。園内はイングリッシュガーデンとアンジェ独自のガーデンをミックスしたデザインになっています。バーベキュー場が併設されているのも特徴です
ほんとの意味で駅前にあるガーデン入口。徒歩0分です。車で来るような立地とはいえないので、これはありがたいです
園内はそれほど広くなく、三分の一ほどをバーベキュー施設が占めるため、やや狭く感じます。いくつかのテーマガーデンに分かれていますが、ローズガーデンなど一部を除いて非整形の花壇で、自然な雰囲気を特徴としています。今回は反時計回りで園内を紹介します
入り口からすぐにウォーターガーデンがあり、池の周りに抽水植物を配しています。スイレンなどを植えて「モネの庭」の雰囲気を目指しているのでそうですが、成功しているのはないでしょうか
ロックガーデンの手前には緑陰のあるテラスがあり、樹木が多く寛げる空間になっています。手前のハナミズキが花をつける頃が一番美しいでしょう
細長い道に色とりどりの花や樹木が植えられています
つるバラのパーゴラが目立つバラ園。それほど大きくはありません
以前ポンドガーデンやウォールガーデンがあった場所に出来たバーベキュービレッジ。ガーデンとは区切りはなく一体化されています
水路のかかった橋を渡ると、マグノリア(西洋モクレン)の咲くガーデンが広がります。様々なマグノリアをコレクションしており、アンジェの大きな特徴のひとつといえるでしょう。マグノリアは品種よって開花期に違いがあります。3月中旬〜4月上旬までは白・ピンク系、4月中旬〜4月下旬は黄色系がメインです
マグノリアガーデンには球根や宿根草が植えられており、マグノリアの花が終わったあとも綺麗
一番奥には休憩場所を兼ねた芝庭が広がっています。マグノリアガーデンと合わせて、前半部分とは違う開放感のある空間を作っています。また、イベント会場になることもあります
公共用水路でガーデンは二分されています。垂れ下がる植物で目立たせない工夫をしているとともに、雰囲気の違う前半と後半のガーデンを分ける役目もしています
建物も雰囲気を壊さない配慮がされています。花の説明等も控えめで、自然な雰囲気を楽しめるようになっていますが、逆にいえば、バーベキュービレッジの違和感を強調しているともいえます
場所 | 東京都調布市多摩川 京王多摩川駅すぐそば |
2021年5月31日に閉園 |