長野県の志賀高原にある高山植物園。様々な植物が咲きますが、特にニッコウキスゲが有名です
植物園へのアクセスはゴンドラリフトを使います。歩いて登ることもできますが、ハイキングや登山の領域になります
ニッコウキスゲの最盛期はゴンドラリフトの下が花畑になり、期待が高まります
ゴンドラから降り立てば、そこはもう高山植物園内です。山頂駅の2階には展望台や展望レストランがあります。園内は順路はありません。今回は山頂駅→ブエモン平→岩菅山登山道分岐→高天ヶ原サマーリフト乗り場の順に進みます
まずは山頂駅から、高山植物が植栽された花壇を観賞しながらブエモン平分岐へ進みます。道はよく整備されていますが、傾斜がきつく車椅子は無理でしょう
ブエモン平分岐からブエモン平にかけてニッコウキスゲやヤナギランがよく咲いています。そのまま下ってしまうと園から出てしまうので、花を観賞したら元の道に引き返しましょう
ミツガシワに覆われて湿地状になっている武衛門池。初夏にはミズバショウが咲きます
池を出て岩菅山への登山道を見送り、山頂駅方面の斜面を登り返します。このあたりもニッコウキスゲが綺麗です
園内は高山にあるので、視界が開けて天気の良い日は気持ちいいです。クロサンショウウオのいる池にはヒメカイウが咲きます
高天ヶ原サマーリフトに向かう道に入ると西側の展望が開けます。下側は段々になったお花畑になっていて、様々な花が見られます。ここを下っていくとサマーリフト乗り場です
帰りはサマーリフトに乗ってもいいでしょう。また、このルートの逆を辿っても問題ありません。だた山麓駅の場所が違うので、車の場合はバス等で移動しなければなりません
天気が良い日は東館山山頂に上ってみるのもよいでしょう。やや急な階段を上って徒歩10分くらい。山頂手前の広場からブエモン平を見下ろせます
場所 | 長野県下高井郡山ノ内町志賀高原 |
交通 | 電車: JR「長野」駅より長電急行バスで約70分 長野電鉄「湯田中」駅より路線バスで約30分 ※本数が少ないので事前に時刻表確認を 車: 上信越自動車道「信州中野IC」から約50分 |
入場料・休館日・開園時間は下記URLを参照 | |
HP | https://shigakogen.co.jp/highlight/higashidateyama |
My impression | ||||
マニア度 | 娯楽度 | 混雑度 | 交通の便 | 総合満足度 |
★☆ | ★★☆ | ★☆ | ★☆ | ★★★☆ |
標高2000mにある高山植物園。志賀高原に自生する500種類の高山植物が植えられているそうです。自然な雰囲気ですが整備されており散策に不安はありません。ただ、坂道が多い上、一部石ころ状の道もあるので靴はスニーカー推奨。 初夏に咲くニッコウキスゲは見事ですが、この花は年によって当たり外れがあるので事前に現地の情報を確認したいところです。8月に咲くヤナギランも見所ですがニッコウキスゲほどの群落ではありません。 展望台などから見る景色も見所です。また、周辺は志賀高原の観光地なので、各地を回ってみるのも良いでしょう。 バスの便はありますが、奥志賀高原にあり、アクセスはかなり大変。その分、霧が峰などに比べると人手は多くなくゆっくり散策できるのは嬉しいです。 |
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注目の花:ニッコウキスゲ、ヤナギラン、他各種高山植物 |