2024年3月22日(金曜日)に古河久方公園の古河桃まつりを見に行きました。
その時の記録と感想です。
なお、古河は「こが」で「ふるかわ」ではありません。「古賀」でもないです。
忘れっぽい私自身への備忘録でもあります(笑)。
今回はJR古河駅西口から臨時バスを利用しました。片道200円。
行きは朝一番だったため、全員着席できる程度の乗車人数でしたが、昼頃に乗った公園からのバスは押すな押すなの大混雑。
平日だったので土日祝に比べれば全体的な乗車数は少なかったと思いますが、1時間に1本という本数の少なさが影響したのだと思います。土日祝は1時間に3本程度になるので、どちらが良いかは判断に迷うところですね。
ただ、確実に公園内は土日祝の方が混雑することは間違いないです。私としては祭り的な賑やかさよりも、花桃をゆっくりと観賞したかったので平日を選びました。
公園の紹介で公式サイト等でもよく使われている、浄円坊池を挟んでみる桃林の景色。
朝はまだ観賞客やレジャーシートを引く花見客も少ないので、写真撮影にはもってこいです。なるべくこの時間に撮影を済ませて、あとはゆっくり花桃を観賞したいところ。
そのため、まずは個人的なお気に入りの場所を足早に訪れることに。
元屋敷の桃林にある坂道は花桃の並木道のようになっています。
高低差があることで、花の量感がより強く感じられるのがよいところです。
一方で、朝以外は人を入れずに撮影するのは難しい場所となります。
同じく元屋敷の桃林にある四阿。四阿の背景に花桃を入れることで良い感じの写真に。
あえて、四阿のベンチに座る人のシルエットを入れるのも良いかもですね。
目洗弁天池に流れ込むせせらぎに沿って桃林があり、奥行き感のある風景が楽しめます。
ここで以前に比べ、花桃の数が少なくなっていることに気づきましたが、後述するクビアカツヤカミキリが原因と知るのは少し後になります。
取り急ぎ欲しい写真は撮ったので、あとはゆっくり園内を観賞することに。
虚空蔵堂横には菜の花畑があり、花桃をバックに黄色い花の絨毯が広がります。
観賞客はもちろん、記念撮影や写真愛好家の撮影、ペットの撮影など多くの人でにぎわっています。
菜の花畑を毎年作付けするのは大変でしょうが、単調にならないように、園のポイントとなる部分を作るのも大事なことだと思います。
小高い丘になった富士見塚からは園内の景色が見渡せます。
近くにいた方が「他の木が邪魔してモモがよく見えないわね〜」と話しており、「確かに」と思いつつも、この公園が大事にする自然風な景観と、桃まつりの季節以外のことを考えると、これはこれで良いのかなと思います。伸び伸び広がったケヤキのシルエットが美しいです。
真っ白なダイサギも花桃に見とれて…おらず、じっと池の獲物を探していました。
この日は、午前中の早い時間にすでに風が強くなり始めて、池のリフレクションを撮るのは難しい状況に。春は風が強いことが多いので仕方ないですね。
祭りといえばイベントということで、日替わりで様々なステージショーが行われています。
花桃の花を背景に歌謡ショー、マジックショー、大道芸などあり、特に歌謡ショーは演歌系が多いこともあって、懐かしいような長閑な気持ちになります。
イベントのスケジュールは古河桃まつりの公式サイトで確認できます。
初めにお断りしておきますが、上記写真は2016年のものです。
残念ながら2024年の訪問日は風が強く熱気球は見れませんでしたが、風が弱い日は芝生広場奥にて熱気球の体験搭乗(有料)が行われます。
まだ、私は搭乗したことがありませんが、いつか上空から公園を見下ろしてみたいですね。
誘われてついてきたけど、花にはあまり興味がない…という方でも安心。
芝生広場には多くの出店が立ち並び、好みなものを購入し飲食できます。焼きそば、たこ焼き、から揚げなどなど。やっぱりこういう場面ではファストフードが良い!
鯉の甘露煮や地酒、桃ワインなど、地域のお土産も購入できます。
各地で話題になっている特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害。ここ古河久方公園も例外ではないようです。確かに過去に訪れた時に比べ、元気がない花桃の木や、花桃の木の密度が妙に少なくなっている場所もありました。
ただ、看板にも記載があるように被害には相当気を使っているようで、その点は安心ですね。新たに若い樹木に更新している場所があったりと、次世代を見据えた維持管理体制なのも好感が持てます。
管理されている方たちの努力に感謝しつつ、古河桃まつりの紹介を終わりとします。
美しい桃林を管理公開している古河久方公園の詳しい紹介は下記からどうぞ。
古河久方公園(古河総合公園)