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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

グズマニア

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グズマニアのデータ

花色:赤黄白、葉色:緑斑入り
学名:Guzmania
科名:パイナップル科
分類:多年草(常緑)
原産地:南アメリカ
大きさ:背丈25〜50cm、横幅35〜60cm
主な見所:花(不定期)、葉(周年)

グズマニアの特徴

葉だけでなく、花(苞)も美しいので様々な場所でよく見られます。中央部から花茎が伸びて、赤や黄色に色づいた苞の先に花を咲かせます。花が一度咲いた株では次の開花は見られませんが、かわりに株の周りに子株を出します。子株を切り離して大きく育てると、また花が見られます。葉は少し硬めで長く、四方に伸ばします。水やりは用土だけでなく、株の中央の筒の中にもする変わった植物です

  • 難易度: 丈夫です
  • 日照量: 半日陰から明るい日陰に置き、夏は直射光に当てないようにします
  • 水分量: 筒の中にも水を与えます
  • 耐寒性: 室内で冬越しします。5℃程度必要です

グズマニアの育て方

丈夫な植物です。半日陰〜明るい日陰で育ちますが、夏の直射光は葉焼けするので避けます。根元の乾燥には比較的強いのですが、生育期は筒の中の水を切らさないようにします。逆に冬越しの際には筒の水は抜いておきます。一度、花が咲いた株はもう次の花が咲きませんが、代わりに横から子株を出します。この子株を株分けして肥培すると、その株に花が咲きます

  • 管理:普段は特にありません。花後に株分けします
  • 冬越し:葉面散布肥料を気がついたとき与える程度で十分です
  • 病害虫:ほとんど発生しません

グズマニアのアレンジ

観葉植物同士の寄せ植えにもよく用いられます。緑の中の赤い花はよく目立ちます。花は比較的長持ちするので、アレンジに使いやすいです。葉の形がまったく違うものと合わせるとコントラストがついて見栄えがします

グズマニアの主な品種

様々な品種があります。性質はあまり変わらないので花色や形で決めます


エンパイア
赤橙色の苞をつける、一般的に出回っている有名品種

その他の写真


植物園で見られる様々な花色の共演


普段は筒の中に水をためて育てますが、冬に無加温の室内で冬越しする場合は水を抜きます

グズマニアの個人的な印象

オススメ度:★★★★
一度咲いた株は花を咲かせないので子株で更新しなければなりません。しかし、その手間を差し引いても花観葉として優れています

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