本文へスキップ

庭園・ガーデン・植物園・花の名所の訪問記

庭園・ガーデン・植物園・花の名所の訪問記

公共交通機関がストップしているため掲載・更新を中止しています。

富士見高原 花の里





長野県諏訪郡富士見町にある富士見高原リゾート内にある花園。冬季はスキー場になる斜面を利用した花畑の他、ボーダーガーデンやロックガーデン、白樺の樹林の下で咲く花が見所です。また、標高の高い高原のため展望に優れるのもポイントです

園内の地図(クリックすると拡大します)


広い園内。ここでは東側の花の里入口からロマンスエリアの花畑を見つつ、白樺エリアを巡り、展望リフトで展望エリアや創造の森を歩くルートで紹介します。別料金でカートを使っても巡れますが、徒歩で問題ありません。南側に遊覧カート用の入口もありますが、花を観賞するなら東側から入るのが良いと思います

花の里入口と、入園券売所


レストランや売店のある花の里入口を通り抜け、入園券売所で入園料を払い園内へ入ります

ロマンスエリア


冬にはスキー場になる斜面を利用した花畑。絶景が広がります。
咲く花は年によって異なるので確認のこと

ミラーガーデン


通路を挟んで対象に花が植えられています。鮮やかなロマンスエリアの花畑とは異なり、宿根草が多く自然な雰囲気が魅力です。また山々の展望と一緒に楽しめます

ロマンスエリア下部


ロマンスエリアを下って振り返えると青空と八ヶ岳を背景にした花畑が壮観です。さらに最下部は芝生エリアになっています

白樺エリア


白樺林の下でアジサイやヘメロカリス、ジキタリスなどが咲くエリア。木漏れ日が自然な雰囲気を作り出しています。最盛期は例年7月中旬から下旬

展望リフトと、ワイルドフラワーエリア


ミラーガーデンまで戻って展望リフトに乗ります。入園料だけを払った場合はここでリフト料金を払いましょう。頂上にはワイルドフラワーの花畑がありますが、花期が早めで他の花の最盛期にはあまり多くの花が望めません

展望ロックガーデン


八が岳に咲く高山植物のほか、宿根草が多く見られるガーデン。鹿害を防ぐためか柵で囲まれており、扉を開けて中に入るようになっています。周囲が樹林に囲まれて、名前とは異なり箱庭的な雰囲気があります

望郷の丘展望台


展望ロックガーデンから右手すぐにある、視界が大きく広がる展望台。富士山から北アルプスまで望めます。時間がない場合や、展望が悪い場合はここでリフトに引き返してもよいでしょう

創造の森


樹林をハイキング感覚で歩けます。森の中にある彫刻も見所です。シャクナゲやツツジ、山野草の花も見られます

望峰の丘展望台と、望岳の丘展望台


こちらも展望が望めます。東屋があり、ゆっくりしたいならこちらのほうがよいでしょう

場所 長野県諏訪郡富士見町境
交通 電車:
なし
車:
中央自動車道「小淵沢」ICより約10分
中央自動車道「諏訪」ICより約15分
※駐車場あり(無料)
入場料・休館日・開園時間は下記URLを参照
URL https://hanano-sato.jp/
My impression
マニア度 娯楽度 混雑度 交通の便 総合満足度
★★ ★★☆ ★☆ ★★ ★★★☆
冬季にスキー場になる斜面を利用した花畑が大きな見所ですが、その他の花エリアも充実しており、最盛期なら美しい花々が見られます。
展望に優れることが大きな魅力なので、できれば澄んだ晴天のときを選んで出かけたいところです。山の天気は変わりやすいので、天気に恵まれた場合は先に展望リフトに上がって観賞するのがよいでしょう。
管理状態は良好です。
料金設定ですが、入園料+展望リフトという設定が欲しいところです。展望リフト券売所で別料金を払えばよいだけですが、花の観賞をメインとする立場でいえばカートはあまり必要ないです。
園内は広くそれほど混雑感はありません。滞在時間は花を見るだけなら1時間程度ですが、展望が楽しめる天気のよい日なら時間をかけて巡りたいところです。2〜3時間くらい楽しむつもりでよいでしょう。
交通の便は、公共交通機関は現状タクシーしかありません。車の場合は最寄りのインターからそこそこ近く、県道の景色がきれいなのも嬉しいです。ドライブがてら立ち寄るのも良いと思います。
注目の花:花畑の花(毎年変化)、ヘメロカリス、アジサイ、各種高山植物、各種宿根草

戻ります