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庭園・ガーデン・植物園・花の名所の訪問記

庭園・ガーデン・植物園・花の名所の訪問記

花ファンタジア

千葉県野田市の清水公園内にあるフラワーガーデン。大きな池を中心にして、いくつかのテーマガーデンと花木園があります。花が多い春から初夏および秋の季節営業となっています。

園内地図(クリックすると拡大します)


園内はやや広めで、一応順路はありますがこだわらなくても大丈夫。ここでは入口すぐの花畑を見てから反時計回りで主要な見どころを紹介します。

入口すぐの花畑



花畑には春にはネモフィラ、秋にはコキアが植えられています。

バラのボーダーガーデン


花畑のすぐ隣にある修景バラや各種多年草が植えられたボーダーガーデン。バラの咲く初夏が一番の見頃になります。

トピアリーのある花壇



トピアリー花壇には季節の花が植えられています。動物のトピアリーがかわいい。

ローズガーデン



イングリッシュガーデンの向かいにあるローズガーデン。アーチやパーゴラ、小さな池と噴水があります。ミモザなど他の花木も周囲に植えられています。

ボタン・シャクヤク園


たくさんのボタンやシャクヤクが植えられています。周囲は樹木で囲われているので余計なものが目に入りません。

池とカフェ


池や小さな流れの多い園内。元々このあたりは湿原だったそうです。
池の前には軽食を頼めるカフェがあります。

大きな池とスイレン


大きな池には木道がかけられ巡れるようになっています。季節によりスイレンなどの水生植物の花が見られます。

施設建物


入口のそばにはレストランや売店、温室の入ったガラス張りの建物があります。このガーデンのフォーカルポイントの一つです。野田市の名物も販売しています。

清水公園の水上アスレチックと、ツツジ


花ファンタジアのある清水公園内にはアスレチックがあり、こちらは休日にかなり込み合います。
また、清水公園はサクラやツツジの名所として知られています。それ以外にも様々な花が見られるので、花の見ごろの季節は公園内も散策してみるとよいでしょう。

庭園の概要

場所
千葉県野田市清水1132

交通手段
■公共交通機関
東武アーバンパークライン「清水公園」駅より徒歩10分。
■車
常磐道「流山IC」から約20分。
駐車場あり(有料)

入場料・休館日・開園時間は下記URLを参照
URL:https://www.shimizu-kouen.com/fantasia

My impression

庭園デザイン★★★
デザインされた西洋庭園の要素と、大規模花畑や花木園といったフラワーパークの要素が混在した施設になっています。どちらかといえば美しい庭園部分よりも、ネモフィラやバラなどの花畑や花木園がメインです。

植物充実度★★★
各種花畑やバラ、スイレン、ボタンなどが大きな見所。一方で、各所に植えられた多年草や球根類、花木、水生植物もあります。管理状態は普通です。

娯楽度★★★★
ネモフィラやコキアの花畑は美しく管理されており、花にそれほど興味がない人でも楽しめます。新しいカフェも良い雰囲気。バラの季節も楽しめるでしょう。それ以外の季節はのんびり散歩するのに向いています。

混雑度★★★
園内は広く、オープンスペースも多いので普段の混雑感は低め。ただ、大型連休中などは清水公園が混雑しその余波で混雑することもあります。見所が花畑に集中しやすく煩わしいと感じることもあるかもしれません。

交通の便★★★★★
公共交通機関利用の場合、駅から徒歩で行けるので大変良いです。ただ、駅からの歩道の整備がイマイチなので改善して欲しいところ。
車の場合、駐車スペースが公園各所にあり普段は問題ありませんが、サクラの最盛期や大型連休中は混雑することがあります。

総合満足度★★★
人気のネモフィラやコキアなどの花畑やバラに集中して資源を投入しており、それらの開花最盛期は満足度が高いと思います。ただ、時期を外すと少し地味な施設と思われるかもしれません。また、地図を見ると分かりますが通年営業だったころの名残で現在利用されていない部分が多いので、そのあたりの改良が望まれます。

備考:
夏と冬は休みとなる季節営業なので注意。また、それに伴うように以前大きな見所であった花畑がなくなったり、季節外の開花で見られなくなってしまった花(ハス、ロウバイなど)があります。持続的な運営という事情を考えると仕方ないところです。
また、料金制は主力の花の見頃と連動して変化するものになっています。

遠方から訪れる場合のお勧めの季節
春(ネモフィラ、ボタン)
初夏(フジ、バラ)
秋(コキアの紅葉期)

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