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花の名所・ガーデン・植物園訪問記

花の名所・ガーデン・植物園訪問記

白馬コルチナ・イングリッシュガーデン



ホテルを中心とした施設の白馬コルチナリゾート内にあるイングリッシュガーデン。伝統的なイングリッシュガーデンの前半部と、山の斜面と既存樹木を生かした自然風のデザインを強く意識した後半部に分かれています

ホテルグリーンプラザ白馬


駐車場はホテルのものを利用できます。ホテル内に入り、フロントには寄らずにそのまま対面の出口までロビーを歩きます。ホテルの中に入らず、右側からホテル裏側に行くこともできます

ガーデン受付とエントランスガーデン


ホテルの裏側の広い芝庭の正面にガーデン受付があります。ここで入場料を払い、エントランスの階段を上がります。冬にはスキー場になる斜面の横をガーデンにしているため、傾斜緩和のためのデザインだと思われます。開放感があって気持ちいいです

ウォールドガーデン


壁面にエスパリエ仕立てをあしらったガーデン

ボーダーガーデン


低い石垣と様々な背丈の宿根草を組み合わせたガーデン

コニファーガーデン&ロックガーデン


育つ姿の違うコニファー類を斜面に植えて、その間に宿根草などを植えたガーデン。場所柄、寒さに強いコニファーがよく似合います

サマーメドウガーデン


草地、あるいは牧草地を意味するメドウの名をもつように、草原状に開けたエリア。奥にあるガゼボとよく合っています

スプリング&シュラブガーデン


春には球根類が咲き、初夏にはアジサイなどの低木類が咲くエリア。樹木越しに目線が抜けて、その先に見えるガゼボやホテルの建物が良い雰囲気です

ウッドランドウォークガーデン


樹木と低木、宿根草、さらに小川が流れる雰囲気がナチュラルガーデンを強く意識させるエリア。名の通り、森の中を歩いているような印象です

オータムガーデン


紅葉したり実をつけたりする樹木や宿根草が多く植えられたエリア

ウッドランドトレイル


ヒュドンガーデン、サマーガーデン、リバーウォークという3つのコンセプトで作られたエリア。山野草を中心とした非常いナチュラル色が濃いガーデンになっています

隣はスキー場で開放感があります


周囲は山のすそ野のような場所で、周囲の山やスキー場の景色は開放感があります。一方、ガーデンは樹木等で囲まれている印象が強く開放感は少ないです

場所 長野県北安曇野郡小谷村千石乙
交通 車:
長野自動車道「安曇野IC」から約1時間30分
上信越自動車道「長野IC」から約1時間30分
北陸自動車「糸魚川IC」から約50分
ホテルの駐車場を利用できます(無料)
電車:
大糸線「南小谷」より送迎バス約20分(予約制・無料)
大糸線「白馬」より花三昧バス約40分「白馬コルチナ」すぐ(※期間限定・本数が少ないので事前に確認のこと)
入場料 6月下旬〜8月中旬:大人800円、小学生300円
※他設定あり、詳細は公式HPを参照のこと
休館日 5月下旬~10月末
期間内無休 冬季は休園
開園時間 8:00~17:00
HP http://hakubacortina.jp/englishgarden/
My impression
マニア度 娯楽度 混雑度 交通の便 総合満足度
★★ ★☆ ★☆ ★★★☆
ホテル付属のガーデンということでお洒落な雰囲気があります。ホテル自体が幹線道路から離れているので静かに鑑賞できるのは好印象。ホテルの建物も赤い屋根と格子状の壁面がガーデンの点景のようで写真映えします
前半は比較的オーソドックスなイングリッシュガーデンですが、後半はナチュラルガーデンの味付けが非常に濃い独特のガーデンになっています。周囲の環境の良さと、元からあった自然を生かすという意識があると思いますが、後半のガーデンはややナチュラル色が濃すぎる気がします(個人的には自然風のガーデンは大好きなのですが…)
ウッドランドトレイルができて敷地が広がりましたが、まだまだボリューム不足な面は否めません。各ガーデン間のつながりも窮屈な印象があります。また、スキー場側の開放感を利用しないのはもったいないです。現状のガーデンはやや閉ざされている印象が強いのですが、市街地のガーデンとは違い閉ざす必要はあまりないように思います
この手のガーデンデザインに強く惹かれるので、やや辛口な評価になってしまいましたが、期待していることの裏返しということで今後の発展に期待しています
ガーデンの状態は良好です
交通の便は車前提といった立地でよくありませんが、花三昧バスがある期間なら利便性はやや良くなります
注目の花:花木各種、宿根草各種、バラ、アジサイ

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