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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

ヤナギバヒマワリ

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ヤナギバヒマワリのデータ

花色:黄色
学名:Helianthus salicifolius
別名:ヘリアンサス、ゴールデンピラミッド
科名:キク科
分類:多年草(半常緑)
原産地:北アメリカ
大きさ:背丈50〜150cm、横幅30〜100cm
主な見所:花(9〜10月)

ヤナギバヒマワリの特徴

ヒマワリに良く似た形の小さめ花を株いっぱいにつけます。見た目は夏の花のような印象ですが、秋のだいぶ涼しくなった頃に花を咲かせます。「柳葉」の名のとおり細長い葉もつけるので、花以外の草姿はヒマワリとはだいぶ異なって見えます。花後に花茎が枯れたら、下のほうに冬越し用の小さい葉を出して越冬します

  • 難易度: とても丈夫な花です
  • 日照量: 日当たりのよい場所で育てます
  • 水分量: 適湿を好みます
  • 耐寒性: 関東以西の暖地であれば冬越しできます

ヤナギバヒマワリの育て方

日当たりと水はけのよい場所に植えます。日当たりの悪い場所だと徒長しやすいです。適地なら手間のかからない丈夫な花ですが、夏季の水切れだけは注意します。6月に草丈15〜20cmくらいの節の上でバッサリ切り戻すと花つきも良くなり、整った姿で咲いてくれます

  • 管理:6月くらいまでに切り戻しておくと株姿がよくなりますが、背丈を高くしたい場合は支柱をして倒れないようにします。花後に枯れた花茎を切り取ります
  • 肥料:徒長しやすいので肥料は控えめにするか、肥沃な土なら与えないでもかまいません
  • 病害虫:アブラムシやハダニが発生しますが、深刻な被害にはなりにくいです

ヤナギバヒマワリのアレンジ

背丈が伸びるのでボーダー花壇によく合います。野性味があるので整った庭には適しませんが、切り戻して低めの背丈で咲かせると違和感は少なくなります。花の少ない時期に咲くので、季節感の演出にも向いています。花期が短いのは考慮のこと

ヤナギバヒマワリの主な品種

下記の2種がよく出回っています


ゴールデンピラミッド
代表的な品種で、品種名のままの名前で出回ることも多いです。花つきに優れ、背丈も大きくなります


イエローサブマリン
比較的小型の品種。花も少し小さめです

その他の写真


冬越し中の姿。初夏以降の草姿とはかなり違います

ヤナギバヒマワリの個人的な印象

オススメ度:★★★
ワイルドに使うと持ち味を発揮します。秋に咲く花としては明るい雰囲気でよく目立ちます

コメント

  • 花期が短く、あっという間に咲き終わってしまいます

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