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ガーデニング・園芸に用いられる植物の中で私が栽培したことのある種類を図鑑にしています

クジャクアスター

クジャクアスタークジャクアスター
クジャクアスタークジャクアスター

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クジャクアスターのデータ

花色:
学名:Aster cv.
別名:宿根アスター
科名:キク科
分類:多年草(常緑)
原産地:北アメリカ(園芸品種)
大きさ:背丈80〜150cm、横幅60〜120cm
主な見所:花(9〜11月)

クジャクアスターの特徴

宿根アスターの中で、シロクジャクやエリコイデス、ミケルマスデージーなどの交配で生まれた高性品種郡をクジャクアスターと呼んでいます。このあたりはユウゼンギクとの区分けがやや曖昧ですが、よく使われる名称ですので分けて紹介します。
店頭ではかなり草丈を詰めた姿で鉢植えにされて販売されることもあり、花の見た目はユウゼンギクとよく似ています。ただし、放任栽培されたものは背丈がかなり大きくなります。背丈以外の基本的な特徴もユウゼンギクと同じですが、交配の結果なのか比較的暑さに強いものが多く、暖地でも多年草として安定して使えます。

  • 難易度: 比較的丈夫な花です。
  • 日照量: 日当たりのよい場所を好みます。
  • 水分量: 適湿を好みます。
  • 耐寒性: 耐寒性は強いです。

クジャクアスターの育て方

日当たりと水はけのよい場所で育てます。水はけがよければ土質は選びません。育て方はユウゼンギクに準じますが、必要なら摘心や、切り戻しを行い背丈をコントロールします。

  • 管理:花が終わったら花茎を切り取ります。5・6・7月の間に2回程度摘心や、切り戻しをしてあげると姿よく咲きます。
  • 肥料:緩効性肥料を控えめに与えます。多肥の必要はありません。
  • 病害虫:うどんこ病が発生することがあります。

クジャクアスターのアレンジ

洋風や自然風の庭に合います。淡い花色の品種は和風の庭にも合います。花つきがよく、広めの秋の花壇にぜひ使いたい花です。狭い場所には向きません。特に秋バラとの組み合わせは定番で、花の少ない季節の彩として貴重です。

クジャクアスターの主な品種

花色違いで、様々な品種が出回っています。

クジャクアスタークジャクアスター
品種の一例。花色だけでなく咲き方にも変化があります。


シロクジャクシロクジャク
シロクジャクA. sp.
北アメリカ原産種。交配親。店頭に出回ることは少ないですが、植物園では見かけることも多いです。


エリコイデス
エリコイデスA. ericoides
原種の白花種。交配親です。店頭に出回ることはほとんどありません。

クジャクアスターの個人的な印象

オススメ度:★★★★★
花つきがよいので秋の花壇に重宝します。背丈が高くなり放任するとまとまりにくいですが、摘心すれば姿よく咲いてくれます。

コメント

  • 店頭では小型のユウゼンギクもクジャクアスターの名で販売されることもあるようです。

仲間の花

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