新・花と緑の詳しい図鑑

ウィンターコスモス

花色黄薄黄複色
学名:Bidens spp.  別名:ビデンス
ウィンターコスモス ウィンターコスモス
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ウィンターコスモスのデータ
科名・分類 キク科  常緑多年草/春まき一年草扱い  中央アメリカ他原産
大きさ 背丈30〜50cm  横幅20〜40cm
主な見所 花(6〜12月)※タネまき時期によって変化します。最盛期は秋以降
ウィンターコスモスの特徴

ウィンターコスモスと呼ばれるものはいくつか種類があり、花茎を立ち上げて花を咲かせるものと、ほふくして咲かせるものに分かれます。一般的には立性のラエヴィス(B_laevis)がよく出回ります。ラエヴィスは秋咲きで、株元に広がる羽状の濃緑の葉や花茎がしっかりしていて、コスモスに比べると硬い印象を受けます。その分、茎が丈夫なので倒れたりせず、他の花との寄せ植えにも合います
花時期は秋〜初冬にかけてで、寒くなってからも花つきは衰えません。葉は羽状の濃い緑でやや固めな印象、株は摘心しなかった場合かなり縦に伸びます
花弁の先が薄黄色の品種‘イエローキューピット’(写真)をよく見かけます

難易度 :丈夫な花です
日照 :日向を好みます
:適湿を好みます
耐寒性 :一年草扱いにすることが多いのですが霜よけすれば屋外でも冬を越します
ウィンターコスモスの育て方と管理
春にタネをまくか、秋に花つきの苗を購入します
日当たりと水はけがよければ丈夫に育ちます。環境が合えばあまり手間もかからず丈夫に育ちます
冬越し・夏越しもそれほど難しくはありませんが、乾燥によるハダニの被害にあいやすく秋に改めて苗を求めるのもいいと思います
チッソ肥料を与えすぎると徒長します
管理 花がら摘み以外は基本的には放任でよいですが、初夏に摘心して枝数を増やすとこんもりまとまります
肥料はリン酸分の多い元肥をしっかり効かせれば、あとは特にいりません
病害虫 葉にはハダニがつきますが、夏越しを考えなければ大丈夫です
ウィンターコスモスのアレンジ・品種
上手に摘心すれば背丈も低めに維持できコスモスよりも寄せ植えに合います
立ち上がって咲く性質を生かして、花束のようにするのも楽しいです
黄色なので、同時期に咲く紫のサルビアやクジャクアスターとはよく合います
鉢植えでも庭植えでも育てられますが締めて育てたいなら鉢植えがよいと思います
主な品種 ○ラエヴィス系
‘イエローキューピット’:花弁の先が薄黄色〜白になる品種です
ウィンターコスモスの印象
オススメ度 55%
12月までしっかり咲きます。古株になると花が小さくなりやすいです

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